NHKによる舞台収録時の明かり漏れや雑音に対する苦情が2公演で指摘されています。他山の石にすべき、観客の方からの貴重な意見です。
続・『地域と演劇 弘前劇場の三十年』
長谷川孝治氏の『地域と演劇 弘前劇場の三十年』、Amazonに入荷しました。
「制作者のためのブックガイド」にも、これを機にカテゴリー「地域で演劇を続けるには」を新設しました。
(参考)
『地域と演劇 弘前劇場の三十年』
助成金の前払いについて
助成金等の前払いを望む声を耳にします。
こういう要望を持っている人は、前払いに伴う義務に対する意識の高い方で、基本的に大丈夫だと思うのですが、一律に前払いが制度化されることには一抹の不安も感じます。
芸術団体にも会計や財務がしっかりした団体と、アバウトな団体があるでしょう。前者は前払いになったとしても適正な会計処理をするでしょうが、後者はちょっと危ない面があるかも知れません。
やれることは全部やる
「CoRich舞台芸術!」で、最近チケットの販売状況に合わせてタイトル部分を修正する公演が目立ちます。例えば本日だと、次のとおり。
電車は血で走る(31日当日券あり)(劇団鹿殺し)
ハイバイ オムニ出す(チケット売り切れましたが特別追加公演やります。)(ハイバイ)
紅き野良犬(残席わずか)(JACROW)
一覧では詳細が表示されないので、タイトルをこまめに修正するというのは、なかなかのテクニックだと思います。
なお、データベースとして蓄積されていくものですので、検索のことを考え、公演終了後は本来のタイトルのみに戻しておくべきでしょう。
fringeでは10月より、記事等で「CoRich舞台芸術!」の情報を併せて参照したほうがわかりやすいと判断した場合は、下記表示でリンクしています。
情報提供いただく場合も、「CoRich舞台芸術!」への登録済みを前提とさせていただきますので、ご注意ください。
『地域と演劇 弘前劇場の三十年』
以前ご紹介した弘前劇場主宰・長谷川孝治氏によるウェブ連載「弘前劇場の30年」が、早稲田大学演劇博物館「弘前劇場の30年」展に合わせて10月10日出版されました。『地域と演劇 弘前劇場の三十年』(寿郎社)です。
「ウェブサイトを持ってよかったのは、いつでもお客さんと交流ができるようになったこと」
制作者によるパソコンソフトの活用事例、その第2弾。
神戸のTAKE IT EASY!プロデューサー・水口美佳氏による「BiND for WebLiFE*」。これで公式サイトを作成されているそうです。インタビュー動画もあります。店頭で配られる販促パンフレットにも掲載されています。
同じく「BiND for WebLiFE*」で紹介されている京都の下鴨神社サイトも興味深いです。「これまでの『神社界』にはない、斬新なもの」という評価ですので、参考にしてください。
第1弾は「セミナー On The Net」でご紹介した、矢作勝義氏(世田谷パブリックシアター)の「ファイルメーカーPro」でした。
鳥の演劇祭 実施報告書
鳥の演劇祭が終了し、実施報告書が公開されました。
http://www.birdtheatre.org/engekisai/bird_theatre_festival_tottori_vol1_report.pdf
この報告書はアウトプットを中心としたものですが、デザインにも配慮され興味深い資料となっています。
スタッフ志向にはたまらない映画
11月15日公開の映画『ハッピーフライト』は、スタッフ心をくすぐります。
佐藤電機がメセナアワード受賞
「佐藤電機をメセナアワードに」の提言から1年。王子小劇場を運営する佐藤電機株式会社が、メセナアワード2008たたかう劇場賞を受賞しました。決して冗談でなはく、私は出せば通ると思っていました。
大分に小劇場をつくる会
大分に小劇場をつくる会が発足し、そのブログが公開されました。
大分に小劇場をつくる会
http://s-hall.jugem.jp/
大分では、近年おおいた演劇の会ができ演劇祭も始まるなど、地域の演劇人が、演劇と社会の接点を模索していこうという意識がはっきりと高まっています。大分に小劇場をつくる会の発足は、その流れの中に位置づけることができるかも知れません。