芸術文化環境の格差を緩和するために、どうすればいいのか(2)

カテゴリー: さくてき博多一本締め | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

それでは、地域の表現者、アートマネージャーがどうすればいいのでしょうか。

表現者側に関して言えば、この答えはきわめてシンプルで、できる限りいい作品を創り、できる限り継続し、できる限りいろんな地域で上演するということにつきます。
結局何よりこれが、一番重要で難しいことです。
そしてアートマネージャーはそのように活動する表現者をできる限り有効な方法で支援し、環境を整備していくということになるでしょう。
具体的な方法は、地域の実情によって異なります。それぞれがその地域にあった方法を、先進地の事例を参考にしたり、先人に相談したりして、試行錯誤しながら見つけていくことになるでしょう。

また近年、地方都市間の演劇交流が活性化してきています。この流れを推し進めていくことも、芸術文化環境の地域間格差を緩和するにの有効だとおもいます。

(参考)
パンフレット「地域を超える制作者 小劇場から生まれる演劇公演の新しいカタチ」

IHI “ワンコイン”キャンペーン

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

8月21日に公開されたドキュメンタリー映画『宇宙へ。』は、初日と2日目に特別料金が設定され、全国の上映館で一律ワンコイン(500円)になった。特別協賛したのはIHI(旧・石川島播磨重工業)で、同社の航空宇宙事業のイメージ定着や社名認知を図ったもの。

続きを読む

地域でロングランをやるときに

カテゴリー: さくてき博多一本締め | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

今年で3回目となった「ぽんプラザホールロングランシアター」では最終日に、地域でロングランをやるためにというテーマでアフタートークをおこないます。
このアフタートークはネットでライブ中継を行い、どこからでも無料で視聴出来るようにします。

続きを読む

続・アンケートの感想欄はもう要らないと思う

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

「アンケートの感想欄はもう要らないと思う」と連動したミニアンケートを設けてみた。どなたでもご自由に回答していただきたい。ミニアンケートは旬な話題に影響を受けて実施することが多いが、こうやってブログと完全にリンクさせるのは初めて。相乗効果があっておもしろいかも知れない。他の筆者の記事でもやってみたいので、リクエストがあれば知らせてほしい。ちなみにfringe forumでユーザ登録すれば、こうして自分でミニアンケートを開設可能だ。

続きを読む

アンケートの感想欄はもう要らないと思う

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

アンケートは小劇場演劇に付きものとなっている。だが、そもそもなぜアンケートが必要なのか、制作者はその目的を考えて実施しているだろうか。周囲がやっているから、これがないと物足りないからと、あまり深く考えずに習慣でやっている部分があるのではないだろうか。

アンケートの役割は大別して三つあると思う。まず、観客名簿のデータを収集すること。次に、公演を知った経緯や再演希望作品を尋ねるなど、マーケティング用途での活用。最後に、公演の感想を自由記入で求めるのが一般的だろう。この感想欄が、私は昔から不要ではないかと感じてきた。

続きを読む

芸術文化環境の格差を緩和するために、どうすればいいのか(1)

カテゴリー: さくてき博多一本締め | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

環境やシステムという点で言うと、もっとも効果的な方法は、地域主権型の道州制に移行することです。
現在の中央集権制度では、各地域の状況にあった施策を考えることはできません。これまで書いてきたように首都圏の芸術文化環境の蓄積をすすめるだけです。

道州制へ移行し、道州単位で地域の実情にあった文化政策を考えます。税金等を原資とする芸術文化への各種の助成は、道州単位で審査し道州の芸術団体へ助成します。
道州制に移行しないまでも、はやく道州で道州のことを考える体制に移行するべきです。

もちろん、優れた表現者やアートマネージャーは首都圏に多く、過渡期にあってはその力を借りなければなりません。首都圏に所在する優秀なアートマネージャーの需要が増えることにもつながるでしょうし、表現者についてもしかりです。

特に、国費による支援を受けた表現者や表現団体、アートマネージャーには、その成果を限られた地域にとどまらないで、還元する義務に近いようなものがあるだろうと思います。

大阪の動員状況についてとか

カテゴリー: とある制作の観測的ブログ | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

今回は自分がやるワークショップの宣伝のために投稿しました。
(そろそろここに投稿させてもらえなくなる気がして心配です…)

この度、私自身が所属するDIVEの5講座のワークショップのうち一つで講師をすることになりました。
数日前なのに全然宣伝できていないので、ここに投稿することにしました。

■タイトル 演劇とマーケティング
■日時   8月4日(火)19:30~21:30
■場所   ウイングフィールド

他の講座や細かい情報はこちら

今回はこの講座をやろうと思った理由について書きたいと思います。

続きを読む

なぜ、芸術文化環境の格差が生まれたのか。

カテゴリー: さくてき博多一本締め | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

fringeのドメインからやや脱線するようですが、簡単に私の考えを書いてみます。

私は専門の研究者ではないので、不正確な部分があると思いますし、すでに先人が明確にしていることと思いますが、主に直感を頼りに考えをまとめてみたいと思います。

続きを読む

公開ディスカッション「地域にこだわって演劇をしよう」

カテゴリー: さくてき博多一本締め | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

6月19日に山小屋シアター(広島)でおこなわれた公開ディスカッション「地域にこだわって演劇をしよう」は、地域で演劇をすることについての内容でしたが、限られた時間で有意義な成果が残せたと思います。

続きを読む

大竹野正典さん、逝く

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:
Pocket

大阪でくじら企画を主宰する大竹野正典さんが、海で事故に遭われた。最初は会社員の事故として報道されていたが、劇作家・演出家として毎日新聞が訃報を打った。

毎日.jp「訃報:大竹野正典さん 48歳=劇作家、演出家/大阪」
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090722ddlk27060319000c.html

それはそうだろう。故人を紹介するなら、演劇人としての記述が欠かせないはずだ。このことは、後藤ひろひと氏がブログで力説している。

続きを読む