福岡・福津市文化会館の指定管理者変更で考えさせられる、公共ホールでの芸術団体レジデント・フランチャイズの継続性

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福岡の公益財団法人福津市文化振興財団が、福津市文化会館(カメリアホール)の2015年度からの指定管理者選定に敗れ、3月末で解散すると報じられている。新たな指定管理者はシダックス大新東ヒューマンサービス九州支店とのこと。カメリアは椿のことで、同じ名前のホールは全国に複数あるが、これは福岡の話である。

毎日新聞ニュースサイト「福津市文化振興財団:解散へ 『収入の道なく、組織の存続無理』 会館の指定管理者変更、大きな波紋 2団体も追随 /福岡」 ※要会員登録
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20150109ddlk40040291000c.html

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1990年前後のプロジェクト・ナビは、傑作が何本でも続くのではないかと思えた

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fringe[ナレッジ]の連載「カンパニーを進化させ集客へと導く具体的な方法/(8)作品には出来・不出来があることを自覚し、潮目を読んで勝負する」で、「どんなカンパニーも傑作が3本続くことはまずありません」と書いた。

どんなに優れた劇作家・演出家であっても、同じ人物が戯曲と演出を続けていれば、どうしても作風は似通ってくる。もちろん一定のクオリティには仕上げてくるだろうが、連続して3本観ていると初見の感動は薄れ、毎回が傑作とは言えなくなってくる。一作ごとに新境地を開き、それまでにない挑戦を仕掛けてくる劇作家・演出家はそうはいない。ベテランになるほどそうだろう。なぜなら、作風を変えるということは、それまでに培った評価を失うことになりかねないからだ。観客はそのカンパニーの作品世界が好きで来ているわけなので、観客までをも失う可能性がある。そんなリスキーなことは、普通はしない。

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地域でのロングラン|福岡で3劇団が3ヶ月続けて小劇場ロングラン公演 

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 福岡で3つの劇団が10月、11月、12月と3ヶ月続けて小劇場ロングラン公演を行っています。

 その3つの劇団は、それぞれ旗揚げから、5年目、10年目、15年目となっていて、若手・中堅・ベテランの劇団によるロングラン公演です。

 東京では小劇場のロングラン公演は、日常的に行われていますが、東京以外の地域では珍しいと言っていいでしょう。

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今さら聞けない、芸術文化振興基金の助成金について

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 国内最大の助成制度である芸術文化振興基金の募集案内が公開されました。
http://www.ntj.jac.go.jp/kikin/bosyuu_0.html

 ジャンルやレベルによる区分けがあり、慣れてないと何がなんだかわからないでしょう。

 そこで、大雑把に言いますと以下のように理解されるといいんじゃないでしょうか。

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演劇ポスター・チラシを若手アーティストの発表の場にしよう

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「制作者は媒体を有している」で書いたとおり、演劇ポスター・チラシは、それ自体一つのメディアだと思う。ポスターやチラシが宣伝媒体だという文字どおりの意味ではなく、そこに使用するビジュアルが、若手アーティストの発表の場に使えるという意味である。

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6月の「劇作家大会」「佐藤佐吉演劇祭2014+」は地域の若いカンパニーの制作者もアンテナを伸ばしておく企画

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 地域の若いカンパニーの制作者は、6月の両企画に向けて、ひとつだけ仕事をしなければならないのではないかと思います。

 それは、
・9年ぶりとなる「劇作家大会」(兵庫県)
・初となる同時多発型の「佐藤佐吉演劇祭2014+」(東京)

 このうちのどちらか一つに、カンパニーの劇作家/演出家を送り込むべきだということです。

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WordPressへ移行しました

「fringe blog」をMovable TypeからWordPressへ移行しました。記事のURLは変わらないよう工夫しています。

レスポンシブデザインなので、スマートデバイスに最適化され、これまでより格段に読みやすいと思います。蓄積された1,000本の記事をお楽しみください。

あいちトリエンナーレ|中日新聞の座談会を高く評価するとともに、同新聞に反論も同等レベルの扱いで載せるべき

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 愛知県で行われた総合芸術祭「あいちトリエンナーレ2013」。中日新聞による記者座談会と銘打たれた記事がネット上で波紋を広げています。

 芸術祭や演劇祭を紹介するような新聞記事はよく見ます。
 ひとつの公演や催事という「木(作品)」への批評・感想というものもよくありますが、それと同じように総合芸術祭という「森(企画)」を捉えての批評・感想も重要だと思います。けれども、これまでの地域の批評シーンでは、そういった総合芸術祭企画という「森(企画)」への批評は殆ど行われてなかったのではないでしょうか。

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舞台芸術制作者オープンネットワークに期待すること

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2月14日に設立総会を開催して正式発足した舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)の活動が本格化している。各地での説明会、公開・非公開の様々なプログラムが企画され、会員のTwitterでも熱い思いが語られているようだ。ここで、私がON-PAMに期待することを書きたい。

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