作成者別アーカイブ: 荻野達也

ガレリアホールでポかリン記憶舎の至福

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ポかリン記憶舎『短い声で』が、東京・五反田のガレリアホールで上演中です。本日マチネを拝見しましたが、なかなか観応えのある作品で、わずか3日間で終わってしまうのは惜しいと思い、こちらに書きます。明日6/6(月)が千秋楽ですが、平日マチネと合わせて2ステージあります(14:30/19:00)。ポかリン@ガレリアという組み合わせの妙は、そうあることではありません。珍しいキノコ舞踊団@原美術館中庭のようなものでしょう、これは。

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ギンギラ太陽’sを絶賛する

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谷瀬さんも書かれていますが、福岡のギンギラ太陽’sが東京初公演、それもパルコ劇場という前例のない展開になりました。

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どうした福岡

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福岡ブルーノートの8月末閉店を毎日新聞西部本社版5月30日付朝刊が詳しく伝えています。識者のコメントは、

 ◇聴き方が多様化――福岡市中央区で約20年ジャズライブハウス「ニューコンボ」を経営する有田幹治さん(38)の話

 もったいない気がする。音楽を聴く手段が多様化し、価値観の変化を示しているのでは。福岡の情報誌『シティ情報ふくおか』の休刊同様、最近の福岡の町を象徴するような出来事だ。

 ◇浅い福岡の文化――田村馨・福岡大商学部教授(都市集客論)の話

 もともと福岡の文化的マーケットは深くない。演劇など興行も東京で当たったものしか持ってこない。人口的にも無理があり、逆によくここまでやってこられたという気がする。

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我が舞台はポスター

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日本経済新聞東京本社版夕刊1面の連載企画「そこまでやるか」で、4月に掲載されたシリーズ「魅せられて」。その道を極めた人を紹介した企画でしたが、4月21日付は株式会社ポスターハリス・カンパニーのさすがわささめ氏を本名の笹目浩之氏として紹介していました。題して「我が舞台はポスター」。

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100円ショップの乾電池

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100円ショップで売られている乾電池は、他のメーカー品に比べて容量が少ないのか――この疑問については明らかに少ないという意見と、メーカーが別仕様の製品をつくるほうが大変なので同じはずという意見があり、長年生活者を惑わせてきました。演劇でも乾電池はよく使いますし、特に機材に使うものは1ステージごとに新品と交換します。消費量も多いので、気になる方もいると思います。

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ネット劇評が軽いとは言わせない

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批評という鏡
渡辺 保
マガジンハウス (2005.2)
ISBN : 4838715722
価格 : ¥2,415
通常24時間以内に発送します。

現代演劇の話題ではありませんが、渡辺保氏の『批評という鏡』が2月に出版されました。これは「渡辺保の歌舞伎劇評」に掲載されたものを一冊にまとめたものです。ネットでの発表を新聞雑誌より軽視する演劇評論家はいまだに少なくないようですが、そういう人々も渡辺氏の業績は無視出来ないでしょう。

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悟空が好き好き

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5月10日から関東・関西・中部で流れている(日テレ系「おもいッきりテレビ」内では全国放送)「牛乳が好きな人のメグミルク」(「牛乳が好き」の唄篇)、いいですねえ。1960年代のアニメ「悟空の大冒険」のエンディングテーマ「悟空が好き好き」の替え歌なんですが、作曲は「ひょっこりひょうたん島」と同じ宇野誠一郎氏。「ゴクリ」と「ゴクウ」が重なっているのもいい。家人も大喜びです。(詳細データ

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『ユリイカ』が小劇場特集

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『ユリイカ』7月号(6月28日発売)が小劇場特集を準備中です。表紙は江本純子(毛皮族)、土屋亮一(シベリア少女鉄道)、三浦大輔(ポツドール)、本谷有希子(劇団、本谷有希子)の各氏になるようです。

接客は〈想像力〉だ

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公演のフロントスタッフというのは、特殊な技能を要求する仕事ではありません。ホスピタリティを身に着け、お客様の立場になって考える姿勢があれば、普通は失敗することなどないはずですが、この基本が欠けている公演にまだ出会うことがあります。詰まるところ、接客技術というのは「こういうことをしたら相手がどう感じるか」「こういうことをするとどんな事態になるか」という〈想像力〉です。その〈想像力〉を共有することがフロントスタッフのクオリティであり、制作者に問われるセンスだと痛感します。

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東京国立博物館表慶館

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Ort-d.dが恐るべき公演を行なった東京国立博物館表慶館。雑誌『東京人』6月号の特集「建築を見に、美術館へ。」で、花組芝居の加納幸和氏がその表慶館を訪ね、文章を寄せています。