作成者別アーカイブ: 荻野達也

一般向けの舞台機構本

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新評論《ア-ツマネジメント》シリーズの4冊目が出ました。

これまで音響の本ばかりだったのですが、今回は舞台機構。著者は、札幌の劇場コンサルタントでNPO法人コンカリーニョ理事でもある中山浩男氏。全4章で舞台機構の最新事例や歴史をわかりやすく図解すると共に、最終章では欧米の地域劇場の運営を伝えています。一般向けの舞台機構本というのは、たいへんめずらしいと思います。

進化する劇場―舞台の裏側は面白い (シリーズ アーツマネジメント)
中山 浩男
新評論
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fringeへの情報提供

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おかげさまで、fringeは日々多数の情報提供をいただいています。しかし、その多くが観客向けの情報と同一内容だったり、公演や企画の上辺だけを伝える文章に感じます。情報を元にfringeで追加取材して記事に膨らませる場合もありますが、ほとんどは掲載を見送らせていただいています。

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大阪の稽古場施設はどうなる

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今月中旬から、大阪の演劇界に暗雲が立ち込めていることをうかがわせるウェブログが複数目につきます。

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なぜチケットに会場電話番号を入れないのか

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昔から疑問に感じていることですが、チケット券面に会場の電話番号を入れていないものが多いのはなぜでしょう。会場名と問い合わせ電話番号(カンパニーの電話番号)はあるのですが、会場の電話番号がないのです。

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庭劇団ペニノ『ダークマスター』

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庭劇団ペニノ『ダークマスター』、ものすごい作品です。必見です。

初演とは別作品と言っていいでしょう。これは伝説になるだろうし、クチコミで観客が増えると思います。私が観た回は半分程度の入りで、FMラジオも1人1台行き渡りましたが、今後はグリング『海賊』と同じ現象が起きる可能性大です。早めの観劇を強く勧めます。

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FMラジオを使った公演

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庭劇団ペニノ『ダークマスター』再演が始まります。貸し出されたFMラジオ(イヤホン使用)で、物語に関わる重要な音声を聴きながら観劇するというユニークな作品ですが、チラシにそのことが一切書かれていないのはもったいない。初演(2003年)のときも(周知期間が短かったせいで)それほど話題にならなかったと思いますし、もっと注目されるべきでは。世の中にイヤホンガイドを使う演劇はありますが、イヤホンの声が物語の一部になっている作品はほかにないのでは。

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言ってはいけないこと

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昨年、東京で公演を重ねていた若手カンパニーが改名をしました。

公式サイトを見ると旗揚げから支えた制作者の退団という出来事があり、一時は解散も考えたようです。そこで組織を変えて心機一転、名前も新しいものにしたというですが、改名のもう一つの理由として、「お客様が覚えにくい」と説明されていたのには驚きました。それはないんじゃないか、と思いました。

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移行するなら「はてなRSS」

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この件についての「九州舞台関係blogリスト」「東京の観劇ウェブログリスト」のお考え、拝見させていただきました。

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ステージコミッションの創設を

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「舞台芸術のために自治体はステージコミッションの創設を」を掲載しました。

これは私が今年、東京都生活文化局文化振興部活動支援課のヒアリングに無償で応じ、予算措置がない中で自治体が舞台芸術にどんな支援が出来るかを語ったアイデアの一つです。非常に現実的で、やろうと思えばいますぐに可能なアクションだと思います。

東京都からその後連絡がないので、この場で公開することにしました。どの自治体でも構わないので、ぜひ実現していただきたいと思います。