TOKYOSCAPEサイトの公開が11月1日で終了します。こちらでご紹介したフェスティバル企画書のダウンロードも同日までとなりますので、ご希望の方は期日までにお済ませください。
アクセスマップもダウンロード可能です。
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いま、小劇場ブームだと言われます。映像作品で小劇場系俳優の活躍が目立ち、芸能プロダクションが演劇制作に力を入れ、雑誌で数々の特集が組まれ、劇作家が小説を書いて文学賞の候補になっているからでしょう。けれど、これってブームなんでしょうか。他ジャンルが小劇場界を利用しているだけではありませんか。本当の意味の小劇場ブームは、劇場に足を運ぶ観客が増え、それに伴って公演期間が長期化し、カンパニーが芝居だけで食えることを指すわけで、劇場自体が活性化しない限り、ブームなんて言葉を私は使うべきではないと思います。
Aqua mode planning代表の方による個人ブログ「水を注す男。as 松本隆志」が、2007年になってから劇場でもらったチラシ束の内容を毎回書いています。
どの公演にどんなチラシが入っていたかがわかりますので、制作者の方は参考になるのでは。
前回調査から約5か月経ちました。登録団体(主催者)は1,500を超え、うち本拠地を登録している団体の都道府県別数です。
増加があった都道府県は背景色ピンク、2桁増は赤色にしています。ようやく大阪が増えてきました。
まだまだ地域を代表するカンパニーが未登録で、そうした団体の関係者はネットを見ていないのだろうかと思います。地元ですべきことは山ほどあるだろうし、こんな政令指定都市中心のデータベースに登録してなんになるという思いはあるでしょうが、出来ることの積み重ねが重要なのではないでしょうか。少なくともfringeでは、「CoRich舞台芸術!」に登録しているかどうかを評価の尺度の一つにしています。
大阪の若手カンパニー、旧劇団スカイフィッシュの演出家・小嶋一郎氏が、個人ブログ「演劇の新しいルール」でプロモーション、公演期間の延長、クオリティ向上、演劇祭の改革などについて、関西の現状を踏まえながら具体的な提案を多数書いています。
利賀演出家コンクールにも参加するだけあって、「カラフル2」、佐藤佐吉演劇祭、こまばアゴラ劇場「サミット」、東京FLCなど、他地域の事例も参考にしながら、「面白い作品をつくる団体に観客が集まるシステムを作りたい」と宣言しています。「若手演劇人」のカテゴリーを読んでみてください。
ご本人は「アートマネジメントなんて考えたことがない」と書いていますが、関西の演出家がここまで制作面を考えた文章はめずらしいと思います。
10月23日(火)の東京は、同じ19:00~21:00に芸団協セミナー「制作者のためのテーマ&トーク」の世田谷パブリックシアター・矢作勝義氏の回と、世田谷パブリックシアターレクチャー「舞台芸術と著作権・契約/スキルアップ!5日間」第1回が完全バッティングしています。
これはどちらも行きたい制作者が多いのでは……。関係者の皆さん、なんとかなりませんか。
制作者が買わずして誰が買うのかと思える新刊が出ました。
著者のジョアン・バーンスタイン氏は、現代マーケティングの第一人者として知られるフィリップ・コトラー氏と共著で『お立見席しかありません――舞台芸術のマーケティング戦略』を1997年に出しており(未邦訳)、米国でベストセラーになりました。今回はインターネットの活用など新しい動向も織り込みながら、米英を中心とした具体例を紹介しています。