この記事は2006年6月に掲載されたものです。
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TOKYOSCAPE企画書

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

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TOKYOSCAPEサイトで、フェスティバル企画書のPDF公開が始まりました。

TOKYOSCAPEの企画書は、企画した私が担当しています。ナマ企画書というのは著作権の問題などもあり、fringeでもなかなか公開出来ません。ご興味のある方はこの機会にご覧ください(サイトはフェスティバル終了後にクローズされます)。

TOKYOSCAPEの企画書はこれが4冊目で、これまで2005年7月の記者発表時に作成されたOUTLINEとDETAILS(これは縮小印刷したものをAIR-Kで配布しました)、05年12月に行なわれたプレイベント企画書があります。今回は宣伝写真も仕上がり、ビジュアルはそちらを見ていただければいいので、テキスト中心の構成にしました。

A4×20ページで、PowerPointで作成しました。ちょっと変則ですが、情報量の問題で個別作品紹介のページはスライドマスタを使わず、別のテンプレートにしています。この企画書は2~7ページが企画意図に相当するわけで(4ページは会場案内を兼ねていますが)、TOKYOSCAPEという企画そのものの紹介と、なぜこの6カンパニーを選んだのかに言葉を費やしています。これが企画のキモですから、公式サイトやチラシにも出来るだけ掲載するようにしました。

演劇祭の企画書には、なぜこのフェスティバルを企画したのか、作品は誰がどんな思いで選んだのかが明確に伝わってこないものが少なくありません。TOKYOSCAPEはそんな企画書にならないよう、思いを込めたつもりです。

6カンパニーが集うからといって、プレスは6倍の大きさで扱ってくれるわけではありません。どんなに規模が大きくても伝えられることは一つです。ならば、TOKYOSCAPEの思いを私は伝えたいと思います。