作成者別アーカイブ: 荻野達也

責任感と理念

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広島の制作者・岩﨑きえ氏のブログ「まど。」が指摘した「善意の人」。ギャランティの有無に関係なく、制作者にいちばん大切なのは責任感であり、その重要性を伝えるのが人材育成の難しさだろうと思います。

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製作費シミュレーション

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全国公立文化施設協会発行の情報誌『芸術情報アートエクスプレス』24号(2007年2月9日発行)で、小劇場系ユニットが都内の小劇場(キャパ180名)を6日間契約して公演した場合の製作費シミュレーションを、演劇ジャーナリストの土井美和子氏が掲載しています。

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鳥の劇場

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中島諒人氏が出身地・鳥取市で旗揚げした鳥の劇場。地元の日本海新聞は、毎週水曜に「鳥の劇場便り・鹿の国から」(関係者が執筆)、毎月第2日曜に「創造都市鳥取を夢見て・中島諒人の演劇ノート」を連載中で、前者はすでに36回、後者は19回を数えています。

演劇人が地元紙に連載を持つのはめずらしくありませんが、2本も長期連載を続けるのは異例だと思います。

24日は鳥取初の「踊りに行くぜ!!」が開催されました。「JCDNうろうろ日記」が劇場の様子も含めて詳細にリポートしています。動員は県外からも含めて超満員の210名。打ち上げは近所の食事処から地元料理をケータリング。宿はもちろん鹿野温泉。これは読んでいてうらやましい内容です。

阿部寛氏の転機

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阿部寛氏はいまでこそ評価されていますが、デビュー当時は本当に大根だったと思います。結婚発表で『はいからさんが通る』(1987年・東映)の映像がワイドショーで流れましたが、ご本人も経歴から抹消したいと思っていたのではないでしょうか(2004年にDVD化されてしまいました)。

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『SAMURAI佐藤可士和のつくり方』

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著名なアートディレクターである佐藤可士和氏をどうプロデュースしてきたかを、夫人でもある佐藤悦子マネージャーが語り下ろしたものです。こうした派手な広告の世界は小劇場と違うと感じる方も多いと思いますが、この本に限ってはアーティストとどう付き合うべきかという点で、非常に参考になる記述が散見されます。

世の中には、「アーティストは人生のエッジを歩んで表現を生み出しているのだから、作品が素晴らしければ私生活は問わない。社会との媒介はマネージャーが務めればよい」という考え方もありますが、この本で悦子氏は、

「新しいクリエイティブを生み出すためには自由でありたい」という、その自由の意味を、社会人であるなら履き違えてはならないと気をつけています。(p.137)
ひとりの社会人として当然と思われるレベルのところでは、“クリエイターだから何でも許される”といった勘違いはしてほしくないと思います。(p.192)

と語り、時間の厳守、挨拶やお礼の重要性、身だしなみのコントロールなど、どのような言葉で可士和氏に納得させたかを具体的に紹介しています。ジーンズで出席しようとしたパーティーをスーツに変えさせたこともあれば、場の趣旨によっては逆に派手な格好をさせることもあるそうです。

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ダブルのカーテンコール

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ONEOR8『ゼブラ』を11月11日マチネで観ました。カンパニー自らこれを代表作にすると宣言して再演したもので、非常にウェルメイドな作品だったと思います。同時期旗揚げのTHE SHAMPOO HATグリングが話題になる中、ONEOR8があまり目立たない感がここ数年ありましたが、それを払拭する話題性のある再演だったと思います。

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劇団方南ぐみ広島公演

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劇団方南ぐみが解散しましたが、このカンパニーについて書いておかなければならないことがあります。今年1月16日の『あたっくNo.1』広島公演(呉市民会館、キャパ878名)です。

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ピースピットの予約フォーム

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いつもは冷静な京都の「ぼんの備忘録」が激怒しています。「今までの観劇で一番腹立たしい開演待ち、終演後となった」とのことです。ピースピット『呪いの姫子ちゃん』11月3日ソワレでの出来事です。

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続・頭を下げれば大丈夫

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以前ご紹介したインタビューサイト「頭を下げれば大丈夫」に、初めて観客の方が登場しました。「アングラアンテナ」を書かれているニガツ氏で、fringe blogでもご紹介したことがあるウェブログです。

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本拠地できちんと入れる

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京都の2公演、地点『桜の園』(11/8~11/18、アトリエ劇研)と劇団WADERINGPARTY『トータル・エクリプス』(12/14~12/23、京都市東山青少年活動センター創造活動室)が、共に9日間(休演日除く)という長めの日程で気を吐いています。

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