この記事は2006年4月に掲載されたものです。
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すべては観客のために

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

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東京の制作者の方によるウェブログ「Sae_Bamboo_Grove」が、予約なしで来た有名俳優に当日料金を伝えてゴネられた体験を、「関係者という名の権威」として紹介しています。結局折れて前売料金にしたそうですが、後悔されています。

その有名俳優は、人間の器がその程度ということではないでしょうか。私も予約なしの著名人を受付で迎えたことは何度もありますが、著名な方ほど普通に当日券を購入されて入られていました。そういう方に「前売料金で結構です」と言うのは、逆に失礼に当たると感じました。多忙な著名人が、空いた時間にお忍びで小劇場を当日券でさっと観ていく。それが粋ってもんでしょう。

[ナレッジ]では、遅れた招待客が立ち見になり、逆に高く評価されたエピソードを紹介しました。見る人はきちんと見てくれているはずです。これからも観客の目線でがんばっていただきたいと思います。