この記事は2009年9月に掲載されたものです。
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沢野いずみ氏の記事

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

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「制作者は語る」に表示させていただきたいと思っている制作者の一人に、盛岡の沢野いずみ氏がいる。企画ユニット「盛岡絶賛系」を主宰して話題の公演を仕掛けてきた、盛岡を代表するプロデューサーだ。ブログは書かれているが、RSS生成を止めているので表示が出来ない。

沢野氏自身のメディアへの露出はとても少ない。取材での顔出しは拒否されてきたそうだが、丁寧なつくりで全国的に評判になっている盛岡のリトルプレス『てくり』9号に、なんと5ページにわたって登場している。「赤いスイートピー」の歌詞を、盛岡ことばに翻訳するという企画だ。こんなことは二度とないかも知れないと、ご本人も書いている。

記事中の沢野氏プロフィールには、

いわて演劇通信「感劇地図」編集委員、「もりげき八時の芝居小屋」制作委員などをライフワークで務める。

とある。「ライフワークで」というフレーズがいい。

沢野氏の代表的作品としては、うさぎ庵『卯の卵』盛岡バージョン(2006年)、もりげき八時の芝居小屋『動物哀歌』(2006年)・岩手県立美術館での同出前公演(2007年)、もりげき八時の芝居小屋/モノ・オペラ『声 ~La voix humaine~』(2009年)などがある。

ちなみに、このサイトで画像が少し紹介されている。

地域のリトルプレスで『てくり』と並んで人気なのは、金沢の『そらあるき』だろうか。毎号のモノクロ表紙(撮影/マーク・ハモンド)が印象深い。