この記事は2005年11月に掲載されたものです。
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ロリータ男爵大阪初公演

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

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大阪公演初日だというのに、ロリータ男爵サイトの残席表が全ステ「◎余裕あり」になっているのが気になります。

脱力系のカンパニーで好みは分かれるとは思いますが、10周年記念で観客人気投票第1位を再演するわけですから、初の旅公演としてはこれ以上ない王道で、一度体験して損はないと思います。ロリータ男爵の終演後の客席でよく目撃するのが、初見らしい観客が「意外に面白かった」と、連れてきてもらった友人に感謝している光景です。東京では当日券で入れないことさえある人気ですが、それを予備知識なしでふらりと観られるのは贅沢ではありませんか。

大阪初公演でin→dependent theatre 2ndを選んだのも、感性が鋭いと思います。もし自分が東京の制作者なら最初にどの劇場を使うだろうと考えれば、その辺が伝わると思います。劇場サイトの挟み込み情報は450部になっていますが、それくらいは入ってほしいものです。