これまで私が観た芝居の中で、最も奥行があると思われたのが、第2回横浜フリンジフェスティバルの横浜未来演劇人シアター『ハマのメリー伝説・市電うどん~特盛版~』。11月3日に拝見しました。
労働環境(格差緩和)
「芸術文化環境の地域間格差シリーズ」今回は、労働環境についてです。
演劇を続けていくときに、どのように生計を立てていくかということはどの地域の演劇人も悩ましい問題だと思います。
舞台に立つだけで生計を立てられる環境についてはここでは考慮せず、演劇を続けるために、舞台に立つ以外の仕事をするという点での労働環境について、考えたいと思います。
精華小劇場の貸館開始を問う2
精華小劇場の存続について、毎日新聞大阪本社版12月16日付夕刊が事務局の丸井重樹コーディネーターによる提案を掲載しています。
毎日.jp「新ビジネス創世記:精華小劇場 芝居の地に踏ん張り時」
この記事でも、先に紹介した日経大阪12月2日付夕刊の記事でもそうですが、有料での貸館については、これまで民業圧迫にならないよう控えてきたと書かれています。いまになってこんなことを言い出すのは、非常に疑問に感じます。
演劇村の中だけで考えてはいけない
日本経済新聞大阪本社版が、12月2日付夕刊で「精華小劇場、売却の方針」という悲観的な見通しを掲載しました。
日経ネット関西版「存在感と裏腹、支援乏しく──精華小劇場、売却の方針」
存続を願う演劇人と、用地売却に伴う閉鎖を検討している大阪市を対比させる形の記事ですが、気になるのは登場している演劇人が、「演劇人にとっての使い勝手」ばかり強調している感があることです。招聘される側のモダンスイマーズはいいとして、大阪の演劇人はもっと別の視点から発言すべきではないでしょうか。
viewpoint
財団法人セゾン文化財団が発行するニュースレター「viewpoint」のNo.45が、同サイトにアップされました。
今回は地域演劇特集のようです。
この中で「地域における演劇活動の課題と九州演劇人サミット」というタイトルで寄稿させていただいております。ご興味のある方は、ご一読下さい。
ご意見ご感想は、コメントでいただければ幸いです。
「ヒトミテ」
アーツマネジメント動画ブログ「ヒトミテ」が、王子小劇場を取材しました。12月4日付配信で玉山悟代表のインタビューを、次週も同劇場関係者が登場する予定です。
「ヒトミテ」は10月16日にオープンした地域のアーツマネジメント事例のインタビューブログで、アーティスト自身は扱いません。サイト名は「人を見て」から来ているそうです。「トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクト」では、公開プレゼンテーション大会に残りました。
演劇関係では、金沢市民芸術村ドラマ工房ディレクターの金山古都美氏が11月13日付で配信されています。「ヒトミテ」を運営するアオキハルオプロデューサーは舞台照明スタッフなので、今後も小劇場関係者が取り上げられるのではないかと思います。
精華小劇場の貸館開始を問う
発信力の環境
ずいぶんと期間があきましたが、「芸術文化環境の地域間格差シリーズ」の続きをやりたいと思います。
今回は、発信力の環境ということで、そのカンパニーの存在や公演情報を発信することができる環境について考えたいと思います。
壁ノ花団のイラストしおり
昨年、燐光群が沢野ひとし氏のイラストを使った宣伝用しおりを作成しましたが、前作に引き続きオノ・ナツメ氏のイラストを使っている壁ノ花団のしおりも魅力的です。「kanilla blog」に画像があります。私は同じキューカンバーが制作するGOVERNMENT OF DOGS東京公演で入手しました。
文化・芸術による福武地域振興財団
財団法人文化・芸術による福武地域振興財団の助成ですが、具体例に「文化施設運営」などが明記されている地域活動助成事業は、事業助成の範囲を超えた運営助成のようです。申請書の支出内訳書には給与・賞与、福利厚生費の欄があり、団体の常勤スタッフ人件費も対象に出来ると思われます。