この記事は2011年3月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



四国・松山に狼煙あがる|C.T.T.in松山

カテゴリー: さくてき博多一本締め | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 高崎大志 です。

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作り手の育成を主眼とした試演会企画であるC.T.T.が、さらに新たな地域の広がりを見せています。
その作品上演と意見交換会が四国・松山で開催されます。C.T.T.については、以前もfringeブログでふれましたので、詳細は避けますが、東日本の震災がなおも予断を許さぬなか行われるこの企画に新たな意義を見いだしています。

今回のC.T.T.ビジョンミーティングin松山では、愛媛の演劇関係者以外に、以下のメンバーが出席予定となっています。

・C.T.T.事務局関係者
杉山 準(京都):C.T.T.京都事務局、NPO法人劇研理事
丸井重樹(大阪):C.T.T.京都事務局、京都国際舞台芸術祭事務局、精華劇場コーディネーター
高田 斉(京都) : C.T.T.京都事務局
寂光根隅的父(名古屋):C.T.T.名古屋事務局、七つ寺共同スタジオスタッフ、双身機関主宰
二瓶高広(名古屋):C.T.T.名古屋事務局、よこしまブロッコリー代表
中嶋悠紀子(大阪):C.T.T.大阪事務局

・各地の舞台芸術関係者
松浦茂之(三重):(財)三重県文化振興財団/三重県文化会館事業推進グループリーダー
山崎晋志(島根):(財)島根県文化振興財団/島根県民会館 文化事業課
鳴海康平(東京):アトリエセンティオプロデューサー、第七劇場主宰
松島寛和(高知):劇団シアターホリック主宰
高崎大志(福岡):NPO法人FPAP事務局長
(出席メンバー掲載は主催者の許諾済)

当初出席を予定されていたC.T.T.仙台事務局の方が出席できないのは残念ですが、3月11日以降これだけの多地域から演劇関係者が集まる初めての企画でしょう。
私としては、多くの地域から演劇関係者があつまるこの企画を、未曽有の災害に対しても、国内の地域演劇がその活動を決してとどめることがないという狼煙と見たい。
震災によって公演中止などの苦しい判断をせまられた人たち、各地域で公演を敢行し狼煙を上げつづけた人たち、その両方に改めて敬意を払いたい。

C.T.T.ビジョンミーティングでは、C.T.T.開催地域以外の演劇関係者も招聘され、C.T.T.に限らない地域演劇をテーマとした議論が交わされます。
東日本の震災に、各地域の演劇人がどのように立ち向かうのか、今回、避けて通れないテーマでしょう。
このミーティングで、全国の演劇関係者をはげますメッセージが発されることを期待したいと思います。

1)C.T.T.オープニングセレクションin松山
日 時  3月19日(土)14:00~
場 所  アトリエTNE(愛媛県松山市)
料 金  1,500円(上演協力金)
2)C.T.T.ビジョンミーティングin松山 
3月19日(土) 交流会 18:30~
3月20日(日) C.T.T.ビジョンミーティング 10:00~

NPO法人シアターネットワークえひめ
http://tne-ehime.org/

C.T.T.とは
http://musyokutoumei.iza-yoi.net/simpleVC_20100713122829.html

PINstage高崎の「さくてきブログ2」
俺吹っ切れた。ガンガンいく。