この記事は2010年4月に掲載されたものです。
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地域の制作者にとって、劇的な研修環境の変化が訪れた

カテゴリー: さくてき博多一本締め | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 高崎大志 です。

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ITを活用した映像ライブ配信やtwitterでの実況中継など、地域にいても東京で行われるセミナー等が増えてきています。
2月からの3ヶ月だけでも、以下のような例があげられます。

2月20日「はだか道」アフタートーク 主催:財団法人仙台市市民文化事業団|仙台市
2月25日「演劇公演の宣伝について考えるラウンドテーブル」主催:こまばアゴラ劇場
3月26日「海外研修サポートセミナー2010」主催:社団法人日本芸能実演家団体協議会
4月12日「第54回岸田国士戯曲賞授賞式」主催:白水社
4月26日「創造型劇場の芸術監督・プロデューサーのための基礎講座」主催:財団法人セゾン文化財団 こまばアゴラ劇場
4月30日「劇場法(仮称)で何が変えられるのか?!」主催:社団法人日本芸能実演家団体協議会主催:社団法人日本芸能実演家団体協議会

これは地域の制作者にとっては研修環境の劇的な改善ということができるでしょう。旅費や移動時間などからこれまでは現実的に受講が困難だったセミナー等を、わずかな負担で受講できるようになったわけですから。
これらのチャンスを逃がさないようにしたいものです。
また、他地域にも有意義な情報を発信しようとする主催者への賛辞を惜しみません。

この試みがより広い地域で定着していき、他地域の有益な情報をいろんな地域の制作者がどんどん吸収していけば、日本の演劇シーンはさらに面白くなっていくと思います。