この記事は2006年7月に掲載されたものです。
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『のだめカンタービレ』

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

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遅ればせながら『のだめカンタービレ』一気に読みました。これくらい話題になると、男が電車の中で読んでも平気ですね。

のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス)
二ノ宮 知子
講談社
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この作品は最初の3話で傑作になる予感がします。それが2001年のことですから、もっと早く知っておくべきだったと思いました。家人は二ノ宮知子氏は初期から読んでいるし、『のだめ』も前から知っていると言っていました。なんで教えてくれないんデスか。

でも、コミックスはまだこうやって5年の遅れを取り戻せるからいい。演劇で知らなかったら、とても悲惨です。過ぎ去ったナマの舞台は、どうやっても追体験出来ません。これは観るべきと思った公演は、本当に声を大にして周囲に広めたいし、観客も本当に観るべき作品はなにかを探してほしいと思います。

私は大学時代に学生放送局で学生劇団のドキュメンタリー番組を制作して小劇場にはまりましたが、学生オーケストラも密着取材の対象でした。「第九」をやるというので、信州の夏合宿まで同行しました。懐かしいです。

余談ですが、4巻(私が読んだのは24刷)の登場人物紹介で、奥山真澄が管弦学科3年になっているのは4年の間違いですよね。見た瞬間にあれッと思いましたが、堂々としすぎて誤植にみんな気づかない?


『のだめカンタービレ』」への2件のフィードバック

  1. 六角形

    先週は平日だったにも関わらず、アンデルセン・プロジェクト(ルパージュ版)を観るために世田谷にかけつけてしまいました。ブログの劇評を読んで、これは観るべきだという直感が久しぶりに働いた作品(芝居という言葉より作品と言いたい)です。期待に違わぬ出来にアフタートークもついて、大満足です。

    でもこれは様々な好条件が重なったために可能だったわけです。「観客も本当に観るべき作品は・・・」と言われても、最大のネックである時間ばかりはどうしようもない。観に行きたくても終わっているんですから。ロングラン、なかなか日本で根付いてくれませんね(ため息)。

    ちなみにアンデルセン・プロジェクトは、千秋楽だったにも関わらずスカスカで、遅れて買った当日券なのにものすごいいい席があたってしまいました。この素晴らしい作品を招聘したり、なのに金曜日千秋楽というもったいない日程を平気で組むあたり、どちらもなんか世田谷PTっぽいですよね(笑)。

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