この記事は2007年5月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



こまばアゴラ劇場でのインターンシップ

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

Pocket

福岡で稽古場施設2か所の指定管理者になっているNPO法人FPAPが、東京のこまばアゴラ劇場に演劇人を1か月インターンシップで送り込むことを発表し、現在希望者を募集中です。費用は生活費や滞在中の観劇代に至るまで全額FPAP持ち。つまり、自己負担0円で1か月東京で劇場運営を学べるわけです。セゾン文化財団のサバティカルもうらやましいですが、これも垂涎の企画です。

行きたいと思う方は多いはずですが、他に仕事を持つ演劇人がほとんどでしょうから、いまから8月を丸々休む調整は厳しいのが現実ではないかと思います。そうなると、夏休みがある学生が有力候補になりますが、経験不足を理由に応募をためらうかも知れません。応募者がいなくて企画がポシャるのは、いちばんもったいないですよね。

インターンシップですから、私は学生がどんどん応募したらいいと思います。東京には、学生でも活躍している制作者が何人もいます。そうした同年代の制作者と地域を超えて交流することが、何物にも替え難い刺激になるのではないでしょうか。学生がためらってしまうと、どこでも稼げる能力を持つ北村功治氏飛ぶ劇場北中)しかいなくなっちゃいますよ。

※余談ですが、北村氏が今日とても勇気あるアーティクルを書いています。北九州芸術劇場の関係者はちゃんと読んでくださいね。

8月は芸団協が昨年好評だった「夏季ゼミナール」の2007年版を準備中ですし、各種ワークショップも予定されています。これらも組み合わせて、より充実した研修を過ごしていただけたらと思います。制作者の方が選ばれるなら、fringeも出来るだけ協力したいと思います。

こんな夢の企画に応募がないと、逆に福岡の意識が問われてしまいます。そのためにも、スケジュールの都合がつく方は必ず応募してほしいと願っています。


こまばアゴラ劇場でのインターンシップ」への1件のフィードバック

  1. 高崎大志

    ご支援の数々ありがとうございます。
    対象は特に限ってないのですが、演出家か劇作家か制作者ということになろうかと考えています。学生でもぜんぜん問題ありません。
    制作者に決まった場合は、いろいろとご相談させていただきたいです。

コメントは停止中です。