この記事は2004年12月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



深澤直人氏テレビ初出演

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

Pocket

今日放送されたNHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、プロダクトデザイナーの深澤直人氏が出ていました。これがテレビ初出演だそうです。あの、auのINFOBARで一躍脚光を浴びた方です。

素晴らしい番組でした。ポスト「プロジェクトX」を狙って制作されたパイロット版だそうで、評判がよければレギュラー化されるのでしょう。いまや企業CM化した「プロジェクトX」が失ってしまった、初期の熱気がほとばしる内容でした。

番組途中で紅茶のティーバッグを深澤氏がデザインしたら?というコーナーがあったのですが、これはCX「ニューデザインパラダイス」11月19日分と同じお題。絶対意識していますね。CXも廣田尚子氏という著名なプロダクトデザイナーに依頼していましたが、さすが深澤氏。人間の無意識をそのまま形にした、納得出来る提案がありました。

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
トム・ケリー Tom Kelley ジョナサン・リットマン Jonathan Littman
早川書房
売り上げランキング: 2834

深澤氏が単身渡米して自分を売り込んだデザイン会社「IDEO」は、この本でご存知の方もいるでしょう。これはビジネス書ですが、多くの示唆を制作者にも与えてくれます。豊富に掲載されているカラー写真を眺めているだけでも刺激を受ける本です。

番組後半はシャチハタの全面リニューアルをプレゼンまでを追います。誰もが持っているシャチハタはもはや公共的な存在であり、そのデザインをすることは社会へ貢献することだと訴える深澤氏。演劇の公共性を意識しなければならない制作者にとって、身近に感じる言葉でした。

深澤氏は、これしかないというものを考え抜いているから、提案は1案しか出さないそうです。複数案というオプションがあることはおかしいと言い切ります。プロダクトデザインの場合はそうかも知れないと思いました。


深澤直人氏テレビ初出演」への2件のフィードバック

  1. Innocence--artscape blog--

    プロダクトデザイナー深澤直人 SHOP「±0」

    ■青山の家電ブランドショップ

    青山に用事があったので、以前から興味があったプロダクトデザイナー深澤直人さんのショップ「±0 (プラスマイナスゼロ)」に行ってきました。まだ深澤直人さんのことを知らない方のためにざっくりと説明すると、一番有名な作品としてauの

  2. Innocence--artscape blog--

    ワタリウムミュージアム 深澤直人「ありそうでないもの展」

    ■デザイン関連グッズが勢ぞろい!

    青山まで足を運んだのでそのまま外苑方面に歩き、ワタリウムミュージアムにも行ってみました。

    どんな展示をしているかというとポストカードや手帳など様々なデザイン関連の小物が置いてあるスペースと対するように整然と深澤直人さ

コメントは停止中です。