パパ・タラフマラが、来年上演する『百年の孤独』の第1回ワークインプログレスとして行なった『見えない都市の夢』。その招待状は代表・小池博史氏の直筆を印刷したものでした。ペン字の達筆です。
主宰の直筆を印刷した招待状やDMは決してめずらしいわけではありません。加藤健一事務所など、よく使っていると思います。ただ、普段ワープロで済ませているところが直筆を和紙風プリントペーパーに印刷してくると、公演に懸ける決意が伝わってきます。
旗揚げ23年目を迎えたパパ・タラフマラ。『百年の孤独』は、これまでやりたくても方法論が伴っていなかった題材だそうです。ワークインプログレスながら、来年とは全く違う独立した作品だという『見えない都市の夢』。国際交流基金フォーラムで観た8月28日ソワレは刺激的でした。
この作品の稽古場は、「東京都文化活動への都施設の開放事業」で提供されました。「BACK STAGE」がその模様を伝えていますので、実際に使われている築地の様子がよくわかると思います。