仙台の芸術評論ウェブログ「anode」が七夕の日に立ち上がりました。1年の期間限定プロジェクトでしょうか。せんだい演劇工房10-BOX、せんだいメディアテークの関係者を始め、11名の方が筆者に名を連ね、それぞれの得意分野に文章を寄せています。
「劇都仙台」を標榜する仙台市ですが、本格的な劇評を読める場は限られており、スタートのための覚書にも現状を変えようという強い思いが読み取れます。覚書を書かれた伊藤みや氏は、今年の東京国際芸術祭「リージョナルシアター・シリーズ」できらく企画を演出された方ですね。この覚書にある危機感や「他者の眼」の必要性は、仙台に限らず、日本中どこでも通用する内容ではないでしょうか。
このウェブログをサポートしているのが特定非営利活動法人リブリッジ(re:bridge)というアートNPOで、仙台市内にギャラリー「リブリッジ・エディット」を昨年10月にオープンしています。展覧会中心ですが、11月には三角フラスコがいち早く二人芝居をしていたりして、いいセンスしてるなと思います。
11名いるということは、1人が10日に1本書いても、毎日更新される計算です。「注目のウェブログから」にも入れておきますので、更新が続くことを期待しています。