昨年11月に休止を発表した兵庫県尼崎市主催の近松賞(近松門左衛門賞)が、復活しました。
以前ご紹介した仙台市の劇都仙台2003演劇プロデュース公演に寄せた菱田信也氏の文章、そこでも引用されていた尼崎在住の俳人、木割大雄氏のコメント(神戸新聞11月12日付朝刊)が効いたのでしょうか。
文化は手間も金もかかるもの。役所が腰を据えて取り組んでないから、財政が悪くなるとすぐ切り捨てる。それにしても近松賞のてん末はあまりにも不細工
私は尼崎市を「よく復活させた」と評価するつもりはありません。当然のことをしたまでで、これでやっとマイナスがゼロになっただけです。