この記事は2004年4月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



劇場塾

カテゴリー: 紫川子連れ狼 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は たにせみき です。

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北九州芸術劇場で募集開始された、今年の目玉講座が「劇場塾」
講師も「スゴイ」品揃えです。
概要はまず劇場のサイトをご覧下さい。

北九州芸術劇場はシアタープロジェクト2003という名称で、OPENの3年前から様々な講座を展開して
地元の人材育成に力を入れてきわけですが、「俳優」「戯曲」「舞台技術」ときて、
ついに「制作(アーツマネジメント)」の本格講座です。
制作講座については2001年に平田オリザ氏の監修で『金曜日の食卓』という作品を1本作り上げる過程を
全て講座として経験する試みも行われていました。
その時は「スキルを各人の劇団に持ち帰る」という感じでしたが、未だ新しい制作者が頭角を現して来ません。
やはり制作も職業のひとつとして対価を得られる環境が必要でしょう。
しかしそれには「対価を受け取るだけの」スキルが必要です。
例えばこういう講座を受けて、自分を売り出しては如何でしょう。

というわけで、複数の講座から制作講座の講師をピックアップ。
津村卓氏は著名なので皆さんご存知ですよね。
乱暴に略歴を書くと、大阪芸大→ぷがじゃ→OMS→伊丹アイホール→びわ湖ホール→地域創造。
能祖将夫氏は、青山劇場・青山円形劇場で様々な企画・作品を手がけた大御所で、ご自身も朗読・脚本などなどのアーティストでもあります。
新里氏は俳優座劇場→世田谷パブリックシアターから北九州に来られた方で、一番早い時期(シアタープロジェクト立ち上げ)から北九州芸術劇場業務に関わっています。
佐藤和久氏は㈱せきれい社の代表取締専務の肩書きを持ったまま、北九州芸術劇場の広報営業課長として活躍しています。
またまた乱暴に書くと、ぴあ→クラフタツ→ホリプロ→せきれい社。

この講座が全8回で5000円ですよ。20名募集で5/6締切。
さあどうしましょう!