最近回顧特集が多い『東京人』ですが、7月号「新宿が熱かった頃1968-1972」は、68年の「10・21新宿騒乱」から72年の「あさま山荘事件」までの5年間を、カウンターカルチャーの面から特集しています。「アングラの旗手に聞く」と題したインタビューは、演劇は当然ながら唐十郎氏(聞き手は扇田昭彦氏)、そして演劇ポスターを中心としたデザインを宇野亜喜良氏が語っています。
特集以外では、砧から八幡山に移転してしまった円谷プロのことを実相寺昭雄監督が書いていて読ませます。キヌタラボラトリーの時代が懐かしいです。