ついに、平成19年度の文化庁芸術創造活動重点支援事業、芸術文化振興基金助成金、舞台芸術振興事業助成金から企画制作料が助成対象経費になりました。それに加え、稽古場借料(定期的な練習は除く)や入場券等販売手数料、さらには託児謝金も追加され、これは平成2年の芸術文化振興基金創設以来の大ニュースだと思います。
横浜は近い
横浜の演劇人にとって、横浜公演で東京の演劇人が終電の時間を気にするのは心外のようです。都内の公演なら時計も見ないスタッフ連中が、横浜だと早い時間から時計をチラチラ見ているというわけです。横浜はそんなに遠くない!と言いたいのでしょう。
続・「舞台俳優」と「劇団員」
『13歳のハローワーク』はWeb版があるんですね。
注目の村上龍氏による「舞台俳優」「劇団員」解説も全文読めます。
まだ目にしたことがない方は、ぜひ読んでください。耳が痛い人も多いはずです。
鈴木忠志氏と野田秀樹氏の無料講座
様々な大学が集まる東京では、公開講座などで魅力的なプログラムが用意されることが少なくありません。大々的に宣伝しないので取りこぼしもありますが、気づいたものは出来るだけ「fringe scheduler」に掲載するようにしています。
確認メールのトラブル
「注目のウェブログから」を見ていると、ついつい観客の方からの苦情に目が行きます。スパムフィルターにかかるなど、メール受信では想定外のことが起きる可能性もあるので断定的なことは言えませんが、これがあって、これを読むと、こういう行き違いがなぜ起こるのだろうと思ってしまいます。
制作者の人件費
平成19年度の芸術文化振興基金・舞台芸術振興事業助成から制作企画料が助成対象経費になるようです。詳細はまだ不明ですが、制作者の人件費がようやく認められることになりそうで、非常に大きなニュースです。
大人計画公式記録
大人計画初の公式記録『大人計画 その全軌跡1988-2006』が本日発売されました。B5判383ページで、写真とインタビューで18年間の公演を振り返ります。過去の全チラシを収録した完全年表付きです。
大人計画の全記録というと、どうしても演劇ぶっく社が企画していたナイロン100℃の『SILLY WORKS』を思い出してしまいます。1995年~97年に予約を募り、2003年に一度白紙に戻したものです。八王子真也さん(『ピクトアップ』編集長)、『SILLY WORKS』は永遠に出ないのでしょうか。演ぶから独立したから、もうない話でしょうか。
ハードディスククラッシュ対策
「注目のウェブログから」を見ていると、かなりの頻度でパソコンがクラッシュしたという記述を目にします。恐ろしいことです。しかも多忙なときほど壊れるようで、まさにマーフィーの法則、今そこにある危機です。じてキンの飯島早苗さんに至っては、録りためていたFIFAワールドカップの入ったDVDレコーダーがクラッシュしたそうです。
笹部博司のプロデューサー塾
「笹部博司のプロデューサー塾」参加者募集を開始しました。
分割上演の先駆者は双数姉妹
東京タンバリンが三鷹市芸術文化センター星のホールで劇場を二つに分けた2作品同時上演をやっていますが、この記事を[トピック]に書いたとき、なんか足りないなと思ったんですね。
「休むに似たり。」を見て気がつきました。そう、双数姉妹『サナギネ』に触れなきゃいけなかったんだ。早速追記させていただきました。
劇場を二つに分けて上演した草分けは双数姉妹(1994年)です。2劇場を同時に使って上演したのは遊気舎『PARTNER』(97年)です。先駆者は記録されないとね。