この記事は2009年10月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



なぜ彼女の仕事はすべてが黒字なのか?

カテゴリー: フリンジのリフジン | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

Pocket

アーティクルのタイトルは帯の惹句から。手掛けた舞台52本がすべて黒字という、シス・カンパニーの北村明子プロデューサーによる新書。

ご本人が直接書いたのではなく、『アエラ』の名物ルポ「現代の肖像」で北村氏を担当した島崎今日子氏の取材・文による「語りおろし」。それら過去記事を読んでいれば重複する個所も多く、特に目新しさはないが、彼女を知らない読者がそのポリシーや軌跡を追うにはいいだろう。

巻末には、こまつ座との共同プロデュース『ロマンス』(2007年)で北村氏の仕事を間近で見た井上ひさし氏の文章とプロデュース全作品リスト。サブタイトルは「『好き』をビジネスに変えたプロデューサーの仕事力」。

(参考)
「現代の肖像」北村明子氏

だから演劇は面白い! (小学館101新書 50)
北村 明子
小学館
売り上げランキング: 8573