この記事は2005年8月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



bird’s-eye view PLAY FESTIVAL『36000秒』8/20~28王子小劇場

カテゴリー: しのぶの東京晴れ舞台 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 高野しのぶ です。

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 『36000秒』は10時間(=36000秒)こっきりで作品を作り上げて、そのまま公演までしてしまう、しかもその創作過程を全て観客に公開するという驚きの企画です。
 朝9:30から創作を開始し、10時間後の19:30から出来立てホヤホヤの作品を上演します。そして各ステージ終演後にポストパフォーマンストークがあるそうですので、観客が出演者と12時間以上一緒に劇場内に居ることも可能ですね(笑)。

 出演者は公演ごとに違います(詳細はこちら)。bird’s-eye viewはもともと稽古場で出演者が即興でシーンを作っていくユニットですので、bird’s-eye view経験者にとっては慣れた事なのかもしれません。でも、たとえば初日8/20(土)の回には普段は舞台に立っていない脚本・演出家も名を連ねており、いったいどんなステージになるのか期待が高まります。

 さて、この公演は今週末の8/20(土)から始まるのですが、詳細情報が公式にWEB上にアップされたのは7月末頃でした。王子小劇場との提携公演ですので仮チラシは出回っていましたが、私が本チラシをGETしたのが昨日の8/17(水)。告知が遅すぎる気が・・・(チラシを手に入れるのが早い方だと自負していますので)。公演日程が変則的で、ステージごとに出演者が違いますし、しかも上演時間が朝から晩(おそらく相当遅く)までありますし・・・。行きたくても予定がつかないお客様が多くなっちゃうのではないでしょうか。

 朝から行けると言っても本番だけを観るのも可能なので(笑)、できれば複数ステージ観られれば嬉しいなあと私は思っています。

 bird’s-eye view PLAY FESTIVAL『36000秒』@王子小劇場
 8/20(土)、8/21(日)、8/22(月)、8/26(金)、8/27(土)、8/28(日)
 開場9:20/創作開始9:30/開演19:30
 創作時間10時間 (創作開始から10時間後に上演)
 毎ステージ終演後にポストパフォーマンストークあり
 詳細はこちら


bird’s-eye view PLAY FESTIVAL『36000秒』8/20~28王子小劇場」への2件のフィードバック

  1. オガワシンサク

    さながら リアル24 みたいで面白いですね。

    こういった アグレッシブな企画大好きです!
    是非とも!小劇場業界全体がアグレッシブでありますように・・

  2. 高野しのぶ

    昨日の初日を観てまいりました。残念ながら私は本番しか観られなかったのですが、9時30分から客席にはお客様がいらっしゃり(当然といえば当然ですが)、最後のアフターパフォーマンストークまで大盛況のようでした。
    7時40分ごろ開演で9時前には終演してましたので、上演時間は1時間15分ぐらいですかね。

    いやー・・・意外に(と言っていいのかな?)ちゃんと作品になっていて面白かったです(笑)。レビューは後ほど私のサイトにアップいたします。
    初日は主宰者DAYで特異と言える出演者でしたが、これを観ると役者やパフォーマーが創作する日を見たくなりますね。
    ★舞台の配置(客席の位置)が日によって変わるそうです。

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