この記事は2003年12月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。



チラシがいっぱい

カテゴリー: 紫川子連れ狼 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は たにせみき です。

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12月28日から30日まで北九州芸術劇場で「劇団☆新感線」の公演がありまして。
その折り込み枚数は2300枚。
おそらく今までの北九州ではなかなか無かった枚数です。

北九州から福岡へ折り込みに行くことはあっても、福岡や大野城から北九に折り込みに行くなんて!
これも劇場openから4ヶ月、やっと実感されてきた「変化」です。
北九州芸術劇場では劇場側のフロントスタッフ(公演のために拘束してある)にも折り込みを手伝ってもらうため、作業は「初日当日」になることが多いのです。
今回は17時からの開演に対して13時からの折り込み!
私も福岡方面の公演チラシを代行で(この仕事も新規な事業)折り込みに行きました。

北九州では折り込みは「西日本式」というのか、全種類のチラシ束をずらりと並べて、折り込み人全員が「全種類を1枚づつ取って束にする」ベルトコンベアー状態で作業します。
ぐるぐるとひたすらテーブルを周り、パンフに挟む人は別途立つ。
利点はパンフが(1回しか触らないので)痛まない、入っている種類が多い順に配布管理しやすい、作業員同士の交流も図れる(笑)、意外と早く終わる、というところでしょうか。
難点は「広い作業場が要る」こと。
中劇場ロビーに長机を並べ、同じ束の列を最大時4列作って(枚数が減ったら統合する)作業開始です。
約28名(主催事業なので劇場スタッフが半数)で、1時間半で終了。「お疲れ様でした~」

この日の折り込みは25種。傾向の参考に簡単に列記してみます。(斜体は北九州芸術劇場での上演あり)

新感線サイドのアンケート
北九州芸術劇場のアンケート
新感線今後のスケジュール
新感線DVD告知
青年団P『夏の砂の上』
シアターラボ『ものぐるひぐさみ』
公共ホールネット『だれか、来る』
北九州芸術劇場P『FAUST《ファウスト》』
ヨーロッパ企画『空前のクイズアワー』
人形浄瑠璃「文楽」
G2『止まれない12人』
リリパットアーミー『ちゃちゃちゃ』
北九州大学劇研『パレード旅団』
THE☆ネリ『火花みたいに』鈴江俊郎
トム・プロジェクト『掃除屋』
大野城まどかぴあ『リトルセブンの冒険』
上記公演の小中高校生限定招待告知/ワークショップ参加者募集
パルコP『GOOD』
東京ヴォードヴィルショー『その場しのぎの男たち』
タ・マニネ『ワニを素手でつかまえる方法』
こまつ座『太鼓たたいて笛ふいて』
Studio Life『Moon Child~月の子』
Studio Life スペシャルトークイベント
阿佐ヶ谷スパイダース『はたらくおとこ』
「博多無限塾脇組」出演者募集

いやぁ、地元に居ながらにして、これだけ見られるんですね~。
チケットも取りやすいし、東京より「恵まれた環境」って気がします。

さて劇場に来るお客様は、だいたいがちいさなハンドバックをお持ちです。
チラシの束(パンフ)は、どう見ても「持ちにくい」「邪魔」で、廃棄率があがりそうです。
常々、袋(ビニールバッグ)があると良いなと考えており、しかし主催が「よその広告のために」身銭を切って用意するのか?という疑問もあり。
協賛を募ってPAAKで用意してもイイナ、と考えつつ、北九州芸術劇場プロデューサーに話したところ、劇場に来るお客様へのサービスとして(協賛を探して)準備していきたいとの声。
ん、ますます素敵になりますよ、北九州芸術劇場。


チラシがいっぱい」への1件のフィードバック

  1. オガワシンサク

    劇団のブランディング構築のために、オリジナルビニール袋って以外にありだなって思いました。
    でも・・それだけ折込がくればいいけど・・

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