ロジックツリーを中高生向けにわかりやすく説明したもので、社会人には物足りないと思いますが、それでも私が紹介するのは、本書に取り上げられている「中学生バンド『キノコLovers』を救え!」の事例(コンサートに聴衆を集めたい)が、制作者にプロモーションの原点を思い出させてくれるからです。
ホームルームに各教室を回って宣伝させてもらったり、黒板にコピーを書いておくなど、自分たちに出来ることはなにかを考え、それを実行する大切さを思い出させてくれます。観客が入らないことについて、著者のサイト「問題解決キッズ」にある「“どうせ、どうせ”子ちゃん」のように考えている制作者が多いのではないでしょうか。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
posted with amazlet at 08.12.20
渡辺 健介
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 750
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制作初心者に大オススメ。
これをよんで、自分のカンパニーで応用できることに取りかかれば、初心者から若手制作者にレベルアップ。結果が出れば中堅制作者のポジションです。
前例のない体育館使用をいともかんたんにもぎ取る交渉力、ナスビハンペンをしてその知恵を出させしめるカリスマ力、そして観客を魅了する歌唱力、スカウトするならキノコちゃんです。