久しぶりの小劇場ガイド本。映画『曲がれ!スプーン』(ヨーロッパ企画『冬のユリゲラー』を映画化)公開に合わせた出版となった。ヨーロッパ企画でも12月~3月に同じタイトル(改定再演とのこと)で8都市ツアーをする。
ぴあMOOKとしては2005年に『シアターワンダーランド』が出て、多彩な演劇ジャンルを紹介したが、今回は小劇場に特化した構成。前回にも増して、劇作家・演出家にスポットを当てている。
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久しぶりの小劇場ガイド本。映画『曲がれ!スプーン』(ヨーロッパ企画『冬のユリゲラー』を映画化)公開に合わせた出版となった。ヨーロッパ企画でも12月~3月に同じタイトル(改定再演とのこと)で8都市ツアーをする。
ぴあMOOKとしては2005年に『シアターワンダーランド』が出て、多彩な演劇ジャンルを紹介したが、今回は小劇場に特化した構成。前回にも増して、劇作家・演出家にスポットを当てている。
今回、芸文助成を例とした助成金申請のワークショップを行う中で、その地域にある公的助成金の果たす役割について思いをはせました。
それは、ただ単に助成金を出すということにとどまらず、次の助成金のステップになるということです。
先日、福岡にて、芸文助成を例として助成金書類作成ワークショップを開催しました。
この企画を行う中で、地域の制作者にとって芸文助成がなじみのないものであるという状況が手に取るように伝わってきました。
芸文助成についていえば、首都圏の採択が圧倒的に多数を占めるわけですが、同時に申請数も首都圏の団体が圧倒的に多いことが類推されます。
このもっとも大きな理由は、芸文助成の説明会が東京と大阪でしか開催されていないことでしょう。
1年に2会場での説明会が限界ならば、東京と大阪という固定された地域ではなく、トヨタ・アートマネジメント講座のように多くの会場で開催するとか、説明会の様子を録画しネットで配信するなど、情報提供の不公平を是正する方策を考えてもらいたいと思います。
ワークショップの中身についてですが、助成金の書類を書くのが初めてという受講者もいる中、ファンドレイジングの一手法についてだけでなく、自分達の活動の社会性をどう見つけ、言語化していくのか有意義な内容に出来た手応えを感じています。
らくだ工務店は2007年9月公演以来、チラシ束を布製エコバッグに入れて配布している。こんな感じでイス置きしているのだ。
毎回デザインも工夫しているようだが、今回はなかなかオシャレ。動員数が多いと楽日に足りなくなることもあるようなので、ゲットしたい方は公演前半に。
らくだ工務店は来春公演が初の駅前劇場。TOPSを経て初めての駅前というのは、ちょっとめずらしいパターン。
助成金申請シーズンだが、数ある申請先からどこを狙うべきか、端的に記しておこう。
長谷川孝治氏(弘前劇場元主宰)の新刊エッセイ集。地元タウン誌『月刊弘前』に連載してきた8年分から選んだ70本を収録。日々の暮らしと仕事を綴る。版元は秋田市の無明舎出版。
弘前劇場サイトでは10月から「制作日誌」が始まった。座付、俳優、裏方の日記・コラムはあるのに、なぜ制作がないのかと思っていたので、個人的にうれしい。
アーティクルのタイトルは帯の惹句から。手掛けた舞台52本がすべて黒字という、シス・カンパニーの北村明子プロデューサーによる新書。
ご本人が直接書いたのではなく、『アエラ』の名物ルポ「現代の肖像」で北村氏を担当した島崎今日子氏の取材・文による「語りおろし」。それら過去記事を読んでいれば重複する個所も多く、特に目新しさはないが、彼女を知らない読者がそのポリシーや軌跡を追うにはいいだろう。
巻末には、こまつ座との共同プロデュース『ロマンス』(2007年)で北村氏の仕事を間近で見た井上ひさし氏の文章とプロデュース全作品リスト。サブタイトルは「『好き』をビジネスに変えたプロデューサーの仕事力」。
(参考)
「現代の肖像」北村明子氏
演劇博覧会「カラフル3」のレポートを公開しました。
2009年05月04日「本年もっとも活躍した地域演劇プロデューサー賞」にも書きましたが、今思い返してみても、たいへんな企画だったと思います。
レポートはカラフル3をご覧になった、各地域の制作者の感想を集めてつくりました。同趣旨の企画を検討されるようなことがあれば、ご一読いただけると幸いです。
ギンギラ太陽’sが全国ツアー中です。
代表作といえる「翼を下さい」で、全国9都市での公演。
この作品は福岡で見ましたが、エンターテイメント性がありクオリティも高く、日頃芝居を見ない人にも安心してオススメ出来る作品です。
地域の劇団としてある種の成功の類型をつくりつつあるギンギラ太陽’sを、ぜひご覧いただければと思います。
仙台 9/29.30
札幌 10/3.4
松山 10/6
高松 10/7
大阪 10/9.10
神戸 10/12
新潟 10/15
金沢 10/17
福岡 10/20-
前回調査から約1年1か月経った。登録団体(主催者)は3,600を超え、そのうち本拠地を登録している団体の都道府県別数だ。2桁増は背景色赤、全く増加がなかったところは水色にしている。現在活動している団体がほぼ網羅されたと感じられる。
これをブロック別(新潟は信越、山梨は関東)に分けると、次の円グラフになる。
3,600のうち本拠地未登録が700ほどあるが、制作母体を他に持つプロデュース公演やユニット、活動停止などを考慮すると、2割程度は絶えず移り変わっているはずなので、ブロック別の比率にあまり影響は与えないだろう。従って、この円グラフが日本のカンパニーの分布と言って差し支えないと思う。
私自身は経験的に全国のカンパニーのほぼ7割が首都圏に集中し、1割が京阪神と考えてきたが、その数字とも合致する。「CoRich舞台芸術!」の信頼性を実証するデータだと思う。もう「beta」を取ってもいい時期ではないか。