「HEP HALL BLOG」で、ロングラン企画『夏の夜の夢』に出演中の石原正一氏が、残り3ステージという段になって書いた公演日記が読ませます。
本来は演出家がダメを出すべきことですが、役者自ら上演時間冗長への戒めを説いているところが素敵です。ロングラン終盤のゆとり+やさしいリピーターが重なると、アドリブで芝居がずるずると延びていくのは石原氏が指摘しているとおり。「石原正一のデイリーイシハラ」412号にも同じことが書かれています。耳が痛い人も多いでしょう。
役者が交代で綴る稽古場日記、公演日記は多くのサイトで見かけますが、出色の文章の一つではないかと思います。