5月の新刊。小劇場演劇のチケットノルマに注目し、12年半に及ぶフィールドワークを行なった田村公人著『都市の舞台俳優たち―アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって―』が話題になっている。
東京都練馬区を本拠地とするカンパニーを1999年8月から追い続けたもので、厳しいチケットノルマに強い関心を抱いた田村氏が、その状況が変わるかメンバーが退団するまでを目途に調査を続けたところ、2012年3月までの期間を要したというもの。
5月の新刊。小劇場演劇のチケットノルマに注目し、12年半に及ぶフィールドワークを行なった田村公人著『都市の舞台俳優たち―アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって―』が話題になっている。
東京都練馬区を本拠地とするカンパニーを1999年8月から追い続けたもので、厳しいチケットノルマに強い関心を抱いた田村氏が、その状況が変わるかメンバーが退団するまでを目途に調査を続けたところ、2012年3月までの期間を要したというもの。
今春、王子小劇場を退職され、北区の施設に移られた玉山悟氏のTwitterに触発され、久しぶりに小劇場演劇の予算を考えてみたい。今回は公演単位ではなく、団体としての年間予算だ。
私が目にした舞台芸術関連のチラシは、観劇歴を考えるとおよそ3万枚になると思う。気になったものは保存しているが、その中から特に「記憶に残る10枚」を選んだ。基準はチラシ自体の魅力で、作品内容とは直接関係ない。掲載は上演順。「CoRich舞台芸術!」にチラシ画像がある場合は、そちらへのリンクも掲載した。