2008年のMFB(マイ・フェイバリット・ブログ)を発表します。
大阪府立青少年会館に動き
廃止予定で4月分以降の予約受付を終了していた大阪府立青少年会館に動きがありました。大阪府からの要請で、6月分までの受付を再開したそうです。
とりあえず稽古場不足の懸念が先送りされると共に、通常は抽選だったプラネットステーションが先着順受付の状態になっています。5~6月ならまだ間に合う公演企画もあるでしょう。関西の制作者は要検討かと思います。
この件については、「舞監@日誌」や大阪の小劇場フリーペーパー「Weekly GUIDE!」を発行している「きょうのヒット by BGY」もいち早く伝えています。
大阪の小劇場の問題点を探してみる
はじめまして。大阪で制作をしている間屋口克と申します。
現在はNPO法人 大阪現代舞台芸術協会(DIVE)の理事や精華小劇場・事務局スタッフとして小劇場に関わっています。
「大阪の現状を伝える」ことを目的として、fringe blogに参加させていただくことになりました。
過大な役割ではありますが、これからよろしくお願いいたします。
大阪の小劇場というとよく「危機」や「低迷」などマイナスのイメージで語られがちだと思います。
ところが「どういう危機が起きているのか」「何が原因で低迷しているのか」について語られることは少ないと思います。
また、大阪の演劇関係者にその質問をしても、具体的な共通の答えが返ってくることは少ないです。
個人的には、このことが大阪の小劇場の問題の一端だと思います。
筆者追加のお知らせ
fringe blogの筆者として、新たに大阪の間屋口克さんを迎えました。
地域の小劇場の状況
福岡でぽんプラザホールが出来たことは大変いいことだと思いますが、一方、民間劇場のシアターポケットがなくなったことの遠因の一つとしてあげられるかもしれません。
北九州で言えば、北九州芸術劇場が出来たことが、ESTAの存続に影響した部分があるかも知れません。
福岡市内の小劇場についてもうちょっと考えるならば、地域演劇に主力をおく小劇場として
・ぽんプラザホール(市)
・甘棠館(民間)
・アクロス円形小ホール(県)
・あじびホール(市)
が、あります。
これらはいずれも客席数が100前後ということで、けっこうかぶっている面があります。
さらには、近いうちに小劇場扇貝(民間)が開設します。
fringeのミッション
サイト開設直後の2001年3月に掲載したままだった「このサイトについて」を、8年ぶりに改訂しました。
ミッション自体は変わりませんが、より具体的にサイトの目的を説明し、誤解を生みがちな「小劇場」という言葉の定義を書きました。
改めてご一読いただければ幸いです。
(参考)
小劇場の定義
DVD「太田省吾の世界」
2007年に逝去した太田省吾氏の代表作を収録したDVD4枚組が、12月30日に発売されました。内容は、
Disc1:『小町風伝』『水の駅』
Disc2:『更地』『砂の駅』
Disc3:『エレメント』
Disc4:『聞こえる、あなた?―fuga#3』
岸田戯曲賞受賞作『小町風伝』、沈黙劇『水の駅』『砂の駅』、岸田今日子氏主演の『更地』、そして『聞こえる、あなた?―fuga#3』は、京都造形芸術大学で創作された東京未上演作品です。特典映像として太田氏のインタビュー2本、『小町風伝―2004年京都版』(ダイジェスト)、舞台写真「フォトクロニクル1970-2005」なども収録しています。舞台収録は主にNHKとスパイラルによるものです。
労働環境2(格差緩和)
ソフトの製作が首都圏に多いことから脚本家の職能を活かした仕事についても同じような格差があるとおもわれます。他にもステージスタッフに関する仕事や劇場に関連する仕事などは劇場数公演数に比例するでしょうから、首都圏とそれ以外の地域では大きな差があることでしょう。
毎日新聞の現代演劇回顧、今年はなし?
毎日新聞は例年「この1年」のタイトルで回顧記事を12月に掲載し、演劇は「現代劇・ミュージカル」と「古典・大劇場」の2本立てでした。今年は小玉祥子記者執筆の「古典・商業演劇」が東京本社版12月9日付夕刊で掲載されましたが、小劇場系の現代演劇回顧記事が見当たりません。
例年「現代劇・ミュージカル」を執筆している高橋豊専門編集委員は、11月25日付の蜷川幸雄氏の活躍を伝える記事で、「この数年、1年間の現代演劇を回顧する文章を書くたび、演出家・蜷川幸雄の圧倒的な活躍ぶりを記してきた。もう少し先だが、今年も同じ内容を書くしかないだろう」と、回顧記事を書く気満々だったのですが、どうしちゃったんでしょう。
オバマ米次期大統領のマニフェスト
メセナ協議会スタッフブログが、オバマ米次期大統領のマニフェストにある文化政策を紹介しています。全訳もありますので、制作者は目を通しておくべきでしょう。