この頃、関西で公演をされる他地域(主に東京)のカンパニーが増えてきたという話を、何度か耳にする機会がありました。
自分の観劇を振り返ってみても、ここのところ他地域のアーティストの作品を関西で観る機会が多かったように思います。
そこで、実際に増えているかどうかを数年前と比較してみました。
カテゴリー別アーカイブ: とある制作の観測的ブログ
大阪の文化政策への一意見
前回のように、月末ギリギリになる前に書くつもりが…むしろ日付が変わってしまいました!!
一月遅れですが、あけましておめでとうございます。大阪の間屋口です。
途中まで書きかけていたんですが、あ、これも書きたい! これも触れなきゃ!とか思っているうちに月末になりました。
さて、言い訳はこれぐらいにして、2012年は大阪は激動と転換の年になりそうです。
大阪で、その大きな流れにの中心にあるのは、やはり橋下新市長と維新の会です。
大阪市は非常にざっくりと言ってしまいますと、職員によるボトムアップ型の組織であったらしいですが、強力なリーダーシップを市長と議会が協力して取る体制が生まれたためにトップダウン型の組織に移行しようとしています。
これが、文化・芸術の分野でもいろんな影響を与えてきているように思います。
2011年の大阪の小劇場を簡単に振り返って
どうも大変ご無沙汰をしております。
大阪の間屋口です。
先日、ラウンドテーブル&ケーススタディ「地域での小劇場ロングランをめざして」に行った時に、荻野さんにブログを書いていないことを指摘いただきまして、「これから月1で書かせていただきます。」と言ったものの、ようやく書けたのが12月の最終日で申し訳ありません。さて、何を書こうか悩みましたが、大晦日なので「個人的な今年の大阪の小劇場の振り返り」を書きます。
2011年は本当にいろいろなことがあった年で、日本や世界にとって大きなターニングポイントになる年だと言われていますが、大阪の小劇場でも同様にターニングポイントになる年のように思われます。
大阪の動員状況についてとか
今回は自分がやるワークショップの宣伝のために投稿しました。
(そろそろここに投稿させてもらえなくなる気がして心配です…)
この度、私自身が所属するDIVEの5講座のワークショップのうち一つで講師をすることになりました。
数日前なのに全然宣伝できていないので、ここに投稿することにしました。
■タイトル 演劇とマーケティング
■日時 8月4日(火)19:30~21:30
■場所 ウイングフィールド
今回はこの講座をやろうと思った理由について書きたいと思います。
「むりやり堺筋演劇祭」について
大阪の小劇場の問題点を探してみる
はじめまして。大阪で制作をしている間屋口克と申します。
現在はNPO法人 大阪現代舞台芸術協会(DIVE)の理事や精華小劇場・事務局スタッフとして小劇場に関わっています。
「大阪の現状を伝える」ことを目的として、fringe blogに参加させていただくことになりました。
過大な役割ではありますが、これからよろしくお願いいたします。
大阪の小劇場というとよく「危機」や「低迷」などマイナスのイメージで語られがちだと思います。
ところが「どういう危機が起きているのか」「何が原因で低迷しているのか」について語られることは少ないと思います。
また、大阪の演劇関係者にその質問をしても、具体的な共通の答えが返ってくることは少ないです。
個人的には、このことが大阪の小劇場の問題の一端だと思います。