セゾン文化財団助成事業報告会「地域課題に対して演劇ができること-アーティストと行政の連携による取組みの報告」

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このトピックには 0 返信 、 1 ボイス が含まれます。 最終更新 by  @SaisonFound 4 年, 11 月 前.

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    @SaisonFound
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    セゾン文化財団の助成プログラム「創造環境イノベーション」は、現代演劇・舞踊界の現在の問題点を明らかにし、解決を目指す事業を対象に公募しています。この度、2016-18年度の3年間の助成期間を終了した「スタートアップ」事業の報告会およびディスカッションを実施いたします。2019年度は、アートネットワーク・ジャパン「立川市南側エリア創客プロジェクト」、姜侖秀「インターナショナル・シェアハウス「照ラス」」の二事業の報告を行います。それぞれ、東京都立川市と、岡山県真庭市で、アートNPOやアーティストが行政と連携し、演劇の手法を通じて、コミュニティーの活性化に取り組み、地域の人々の芸術への関心を高めることを目指しています。両事業の報告を受け、有識者を交えたディスカッションにより、成果と課題を共有します。

    日時 2019年7月5日(金) 15:00-17:00
    会場 セゾン文化財団 森下スタジオ
    プログラム
    【第1部】                                      
    アートネットワーク・ジャパン「立川市南側エリア創客プロジェクト」報告
    倉迫康史(Theatre Ort主宰・演出/たちかわ創造舎チーフ・ディレクター)
    廃校を利用した「たちかわ創造舎」を拠点に、自治体、公共ホール、商工会議所、商店街、学校、図書館等と横断的に連携し、演劇を通した事業を実施することで相乗効果を高め、コミュニティーの再生という地域課題に寄与すると共に演劇の創客へつなげていこうとしています。年間を通じて実施している「ほうかごシアター」での「よみしばい」は周辺の市からの上演依頼も多く、12月の立川市の公共ホールで立川市や市の文化振興財団と共に行う親子向けの公演では目標を大きく上回る集客ができ、「他地域からの集客」も伸びています。また「教育現場からのニーズ」が非常に大きく、市内の小学校での上演やコミュニケーション教育のワークショップ等を行っています。

    姜侖秀(カンユンス)「インターナショナル・シェアハウス・照ラス」報告
    姜侖秀(インターナショナル・シェアハウス・照ラス代表)
    姜は真庭市地域おこし協力隊として活動を始め、総務省主催の「ふるさと納税を活用したクラウドファンディング」のモデル事業に選ばれるなどして、シェアハウス事業を開始しました。ワーキングホリデー等で来日する外国人などに有償で滞在してもらい、一室をアーティスト一名に無償提供し滞在、活動してもらいます。アーティストはワークショップ等を通じて地域にコミットしながら活動し、収入を得るという仕組みです。「シェアハウス」という形態や、学校での「アーティストのワークショップ」という活動を地域住民に理解してもらうことには時間もかかりましたが、入居者と住民との交流が増す中で理解、協力が得られ、活動が発展してきており、2018年度は本来の目的であった舞台芸術のアーティストのレジデンス、ワークショップを行うことができました。

    【第2部】
    ディスカッション:倉迫康史、姜侖秀、中村陽一(立教大学21世紀社会デザイン研究科教授・社会デザイン研究所所長)

    終了後、懇親会を開催

    参加申込 参加無料・事前にお申し込みください。
    e-mail: houkoku2019@saison.or.jpに下記内容をお送りください。
    ①氏名②ご所属・ご職業③電話番号(日中連絡がつくもの)④E-mailアドレス⑤この報告会を何で知ったか 

    詳細は下記サイトをご参照ください。

    http://www.saison.or.jp/topics/01a.html

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