オフィスコットーネの綿貫 凜と十色庵の大森晴香(元・時間堂)の2名のプロデューサーが、現場で起こる様々な問題点を参加者の皆さんと探るワークショップです。
作品が面白いから、クオリティが高いから、というだけではなかなか観てもらえない。
本当に価値のあるもの、あるいは自分が純粋に観たいと思えるものが、なんだかとっても売りにくい。
そんな悩みに日々向き合ってきた現役プロデューサーによる、現役プロデューサーのための、ワークショップを企画いたしました。
一方的に情報を与える・受け取るというセミナーではなく、「これからの演劇界、小劇場界、どうするの?どうなるの?」を語り合う場として開催致します。
現場目線でリアルな課題と向き合い、どう突破し、これからどうやって新しい演劇を発信していくか、を一緒に考えませんか?
第1回は、この企画を発信するにいたったいきさつや、どんな考えを持ってこれまでの課題を潜り抜けてきたのかを語り合います。
第1回テーマ「多様化するプロデュース形態の今~課題をどう突破していくのか~」
●ファシリテーター
綿貫 凜・わたぬき りん
劇団3OOの制作を経て、91年から演劇企画集団THE・ガジラに参加。2009年まですべての作品にプロデューサーとして関わる。
94年に制作会社オフィス コットーネを設立、代表・プロデューサーに就任、数々のプロデュース公演を手掛ける。
99年~2011年まで日本工学院専門学校 演劇・スタッフ科の非常勤講師を務める。
2012年から本公演とは別に実験的な創造活動をするために「アナザー(another)」を立ち上げ、多才な分野で活躍するアーティストとのコラボレーションや上演されてない戯曲の発掘、若手作家の新作短編戯曲など、「挑む」ことを目的とした作品を発表している。
大森晴香・おおもり はるか
十色庵管理人、合同会社時間堂代表社員。元・時間堂プロデューサー。
専門学校で舞台俳優の勉強をしたのち、応用演劇への関心から大学へ進学、学業の傍ら当日運営として活動開始。卒業後は人事系経営コンサルティング会社の営業職を4年弱経験。
2011年に退職後、フリーの制作として活動。2012年、時間堂に専属プロデューサーとして加入。全国ツアー、海外小説の舞台化、専有スタジオの開設と劇団法人化を実現。2016年末に時間堂が解散、今後の展望を模索している。
※ファシリテーターは何かを教える「講師」ではありません。ご参加の方々と一緒に考え、学び合う立場で参加します。
●日程:2017年1月23日(月)19:00~22:00
●会場:都内稽古場(ご参加の方にのみお知らせします/最寄駅:茅場町駅徒歩10分など)
●参加費:1,000円(飲み物付き/当日精算)
●対象:小劇場演劇におけるプロデューサー、制作者、および主宰者
※経験は問いませんが、自ら企画し、プロデュースする立場にある方、あるいはそれを目指す方に限定します。
●定員:10名程度
●申込方法:以下の登録フォームからお申し込みください
https://goo.gl/forms/6mH0Sgcwl5DIEWHs2
※1月24日(火)~28日(日)に、綿貫 凜による個別制作相談も受け付けます。プロデュースに纏わる具体的なことをお話しします。ご希望の方はお申し込みの際にお書き添えください。
◆今後の展開
月1回程度のペースで、今後も継続的に開催を検討しています。
●問合:十色庵 toiroan.info@gmail.com 070-6659-3841(大森)
●主催:(有)オフィスコットーネ・合同会社時間堂