【重力/Note企画『かもめ』 7月14日〜18日@テルプシコール】
重力/Note では、7 月14 日(木)~18 日(月・祝)にかけて新作『かもめ』を上演します!
原作は『ワーニャ伯父さん』、『三人姉妹』、『桜の園』などで知られるロシアの作家アントン・チェーホフ。彼は19 世紀末を生きたロシア人の姿を数多く描く一方で、流刑地サハリン島での調査を経て、近代化の陰に潜む制度的な野蛮や暴力にいち早く気づいた作家です。
メロドラマとして定評のある『かもめ』の背後にも、冷徹な社会分析のもと「自立した女性たちがいかにして近代社会の歪みに陥るか」が描かれています。
親になれない女たちの傍らで疎外され、虐げられた子供たちの『かもめ』が導く未来とは何か。
重力/Note『かもめ』では、この作品に潜む暴力の連鎖と女性原理の現在地を浮き彫りにしていきます。
プロデュース体制であった2008 年の上演以来、重力/Note では約8 年ぶりに『かもめ』に挑戦することになります。《近代》を中心的な問題意識として創作を重ねてきた私たちが、チェーホフの言葉を通じてどんな演劇を生み出すのか、どうぞご期待ください!
『かもめ』
原作:アントン・チェーホフ「かもめ」他
翻訳:神西 清
構成・演出:鹿島 将介
出演:稲垣 干城 上埜 すみれ 瀧腰 教寛 豊田 勇輝 平井 光子 邸木 夕佳 山﨑 敬史
舞台監督:弘光 哲也
音響:林 あきの
照明:南 香織
舞台美術:青木 拓也
衣裳:富永 美夏
宣伝美術:青木 祐輔
演出助手:飛田 ニケ
サテライト企画:工藤順 寺田凛 楊忠慧
後援:ロシア連邦大使館 ロシア連邦交流庁 ロシアン・アーツ
制作:重力/Note制作部
主催 重力/Note
【日時】
2016年7月
14日(木)19:00
15日(金)19:00
16日(土)14:00★/19:00
17日(日)14:00★/19:00
18日(月・祝)15:00★
※ ★の回は、ポストトークを予定しております。
※ 受付開始=開演30分前 開場=開演15分前
【会場】 テルプシコール
〒164-0001 東京都中野区中野3-49-15-1F (JR中野駅南口下車 徒歩7 分)
※ 会場には駐車場・駐輪場がございません。お越しの際には公共交通機関をご利用ください。
チケット:
一般前売 3,000円/当日 3,300円/学生割引 2,500円/ペアチケット 5,000円
※ 日時指定・全席自由席
※ 学割は予約のみ・要身分証明書
※ ペアチケットは一組2名様、予約のみの取扱いです。
【チケット取り扱い】
重力/Note
劇団ウェブサイトのWEB予約フォーム、もしくはお電話にて承ります。
劇団URL⇒ http://www.jyuuryoku-note.com/
Tel. 080-3750-1069(劇団直通・受付時間10時~20時)
【お問い合わせ】
重力/Note
〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-17-2 鹿島ビル1F
E-mail info@jyuuryoku-note.com
Tel 080-3750-1069(受付時間10時~20時)
Web http://www.jyuuryoku-note.com/
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重力/Note『かもめ』では、関連企画として《チェーホフ×ロシア料理》と題した吉祥寺CAFE RUSSIAでのキックオフ・ミーティングのほか、サテライト企画として一般市民の参加によるディスカッションなど、社会と稽古場、そして劇場を繋ぐ試みも行います。こちらの活動情報は、劇団FacebookページやTwitter、タンブラーなどで随時公開していきます。
こうした《小さな公共の形成》を目指す創作プロセスにも、ぜひご注目ください!
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このトピックは編集されました 8 年, 5 月 前 by @comitu.