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2018年5月19日 - 23:42 #1870
シアタープロデュース研究会も次回で9回目となります。
最近、いろいろな方に「どんな会なのか?」とか「ちょっと難しい、ハードルが高そうな感じがする」などという質問や意見を頂いております。この会は、「企画・実務経験がある制作者が集まり、現場で起こる問題をみんなで智恵を絞りながら打開・解決していく会」です。
参加者は小劇場の現場でチーフやサブの制作としてバリバリやっている方や作・演出も兼ねている主宰者の方など、年令も20代~50代までと幅広く、皆さんそれぞれいまの現場で起こっている問題や新しいシステムについてざっくばらんに語り合っています。オフ会のルールもあるので、この研究会の雰囲気が伝わらないのかもしれません。たまには脱線したり、愚痴ってしまう瞬間もあるけど、一度ぜひ参加してみて下さい。
※今回ははじめてテーマを公募してみました。ほかにもいくつか興味深いアイデアをいただきましたので、今後も随時ピックアップしていけたらと思います。アイデアをくださった皆さん、ありがとうございました!募集は続行しておりますので、とりあげてほしいテーマがあれば十色庵メール宛にお寄せくださいませ。
●聡美さんからのメッセージ
シアタープロデュース研究会 『外注制作、これが聞きたい!』のテーマに選んでいただきありがとうございます。
さいたま市でNPO法人劇団を運営している聡美杏と申します。
制作のお仕事はお芝居作り以外全部というほど、仕事の幅がひろく
やりがいがあるものの、なかなかなり手がいないのが実情ですよね。
私の場合は、劇団で制作を受け持っているのですが、
自分に対価を払うならその分を他の経費に回してしまおうという考えになってしまって、
制作分の経費をなかなか計上できておりませんでした。
今後、外部制作の方のお力を借りる場面や、自分が外部に行って制作をするかもしれない。。。
はて、実際はどれぐらい制作に経費を割いたらいいのかと。
ざっと知りたいことを上げてみます。●予算・タスク・情報共有・スケジュール・コツ・マナー
・制作にはどれぐらいの予算を割くべきか?
・依頼する側は制作のタスク整理に望むこと
・外部制作に頼む場合はおいくらかかるのだろう?
・外注の制作の仕事はどこからどこまでの仕事をやってもらえるの?
・劇団の要望と制作のやれる範囲を共有するために、どこまで事前に話をすり合わせておくべきか?
・どれぐらい前から依頼すればいいの?
・いい外注制作さんってどんな人?
・依頼側・受ける側の公演でのここは抑えとけポイントはどこ?●外注制作を知りたーい
・外部制作と言いつつ、外部制作の人はどこに生息しているのだろうか?
・外注制作さんは、どんな暮らししているの?
・外注制作の一週間の生活を知りたーい
・同時に何本の作品を持っていれば生活できる?
・外注制作のやりがいはどこで見つける?
・制作のスキルアップはどうやってるの?シアタープロデュース研究会ではざっくばらんに制作の方のお話が伺えるので、
数多くの現場において、依頼主とどのように関係性を築き、互いに満足できる仕事をされているのか。
外注制作の醍醐味、うれしいこと、生々しいお金の話など、生の声をぜひお聞きしたいと思います。NPO法人劇団サードクォーター 聡美杏
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オフィスコットーネの綿貫 凜と十色庵の大森晴香(元・時間堂)の2名のプロデューサーが、現場で起こる様々な問題点を参加者の皆さんと探っていく会です。
この会は一方的に情報を与える・受け取るというセミナーではなく、「これからの演劇界、小劇場界、どうするの?どうなるの?」を語り合う場として開催します。
*****
次回テーマは『外注制作、これが聞きたい!』
劇団サードクォーターの聡美杏さんからいただいた、「外注制作は食えますか?」「仕事を引き受ける際の、ここは押さえておけ!」という2つのテーマをもとに、お仕事として制作を請け負う際の疑問やポイントなどを話し合おうと思います。
実際に頭を悩ませている制作者の方々はもちろん、発注する立場のプロデューサーの方々にとっても、直接的には聞きにくい話が聞けるチャンスになるかも。ふるってご参加ください。
*****●日程:2018年5月23日(水)18:00~22:00
●会場:下北沢周辺(ご参加者にのみお知らせします)
●参加費:1,000円(飲食代込み/当日精算)
●対象:小劇場演劇におけるプロデューサー、制作者、および主宰者で、3回以上の企画経験を有する方 ※自ら企画し、プロデュースする立場にある方。団体に所属している方も可。
もしくは、3年以上の制作経験を有する方
●定員:最大10名程度
●申込方法:以下の登録フォームからお申し込みください。https://goo.gl/forms/HrciXIruwrHYKDSx2
●ファシリテーター
綿貫 凜・わたぬき りん
94年に制作会社オフィス コットーネを設立、代表・プロデューサーに就任、数々のプロデュース公演を手掛ける。
1999年~2011年まで日本工学院専門学校 演劇・スタッフ科の非常勤講師を務める。
主な上演作品:「怪談 牡丹燈籠」「The Dark」(2017)「人民の敵」(2015)「埒もなく汚れなく」(2016)
大竹野正典作品は「山の声」「サヨナフ」「夜、ナク、鳥」「海のホタル」「密会」「屋上のペーパームーン」等
本公演の他に2012年から実験的な創造活動をするために「アナザー(another)」を立ち上げ、多才な分野で活躍するアーティストとのコラボレーションや上演されてない戯曲の発掘、若手作家の新作短編戯曲など、「挑む」ことを目的とした作品を発表している。大森晴香・おおもり はるか
十色庵管理人、合同会社時間堂代表社員。
専門学校で舞台俳優の勉強をしたのち、応用演劇への関心から大学へ進学、学業の傍ら当日運営として活動開始。卒業後は人事系経営コンサルティング会社の営業職を4年弱経験。
2011年に退職後、フリーの制作として活動。2012年、時間堂に専属プロデューサーとして加入。全国ツアー、海外小説の舞台化、専有スタジオの開設と劇団法人化を実現。2016年末に時間堂が解散、現在は小劇場から商業演劇までさまざまな演劇団体に制作協力やコンサルタントとして関わっている。※ファシリテーターは何かを教える「講師」ではありません。ご参加の方々と一緒に考え、学び合う立場で参加します。
●問合:十色庵 info@toiroan.com 070-6659-3841(大森)
●主催:(有)オフィスコットーネ・合同会社時間堂 -
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