この記事は2004年11月に掲載されたものです。
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ニンニク注射と蜜煉川貝枇杷膏

カテゴリー: fringeのトピック以前 | 投稿日: | 投稿者:

●「fringe blog」は複数の筆者による執筆です。本記事の筆者は 荻野達也 です。

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最近テレビを見ていて、これは演劇人向けだなと思った薬2種。ご存知の方も多いと思いますが、記しておきます。

一つは肉体疲労や風邪のひき始めに効果的だというニンニク注射。ニンニクと同じビタミンB群とCが含まれ、芸能人やスポーツ選手に広く愛用されています。美容外科のイメージがありますが、普通の内科やスポーツクリニックで扱っているところも結構あります。料金は保険適用外になりますが、ネットで調べたところ1,500円~3,500円程度です。気になるニンニク臭は数分で消えるそうです。名付け親は東京・六本木の平石クリニックで、昨年の「紅白歌合戦」出場歌手62名中48名がここの患者だとか。

もう一つは中国圏で絶大な人気を誇るのど用シロップ「蜜煉川貝枇杷膏」(みつれんせんばいびわこう)。11月26日放送のTBS系「R30」『リンダリンダ』の鴻上尚史氏と松岡充氏が出演していましたが、松岡氏は「香港の歌手はみんな使っている、いままで試したのど薬の中でいちばん合っている」と絶賛していました。様々なメーカーがあるようですが、番組では「京都念慈菴総厰」を紹介していました。

日本からも個人輸入サイトで入手可能で、番組ではグレースワールドを紹介。お店のウェブログによると、放送後1日で約80件の注文が入ったそうです。300ミリリットルで85香港ドルですから、日本円に換算するとこの金額。これに送料1,000円がかかります。